ピーーーンポーーーン
コンコンコンコンコンコンコンコン
北『誰や。』
侑『誰か、た、助けて.......』
角『開けてくださいっ、!!!北さんっ、、!!』
バコンっ、!!!(無理やり開ける)
侑『角名ぁ"ぁ"!!!!』
角『侑.......?』
ガチャッ
北『チッ.......』
角『北さん、あんた何してるんすか!!』
北『お前も気に食わんねん。』
侑『北さんやめてっ、.......嫌やっ、』
.
.
.
角『侑、おはよう。』
侑『おはよう。』
侑『.......角名だいじょーぶ、?傷.......』
角『こんぐらいええよ。』
侑『そう言えば北さ、.......』
角『捕まったって.......』
侑『そ、そっか、.......』
侑side
あのあと、警察が着て北さんは取り押さえられた。
警察が来るまでの間、足が震えて動けない俺のために
角名が北さんを取り押さえてたけど
何度も刺されそうになり、何度も殴られていた。
北さんは俺を好きになりすぎただけ。
そう角名に言い聞かされた。
彼氏に兄弟を奪われた俺は、
今自分の部屋で首を吊る。
彼氏以前に、部活の主将で、今までお世話になってた人を
人を殺める方向に持って行った罪悪感______
治.......俺もそっちに行くわ。
_________end
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!