侑『はぁ~.......気持ちかった♡』
侑『さすが北さんや~.......♡』
北『明日、学校休むか?』
侑『いや、行きます!.......部活休みたないんで。』
北『無理はしたらあかんで。』
侑『はい、』
侑『.......あのっ、』
北『ん?』
侑『.......治のこt』
北『もうその事はええやん。』
侑『え、?』
北『今は俺と、おるやん。』
侑『俺、治の記憶のこと、
角名から聞きました.......!』
北『せやから?』
侑『.......角名とこれから色々と調b』
北『あんな、彼氏の前で
彼氏じゃない男の話堂々とできんの、
お前だけやで?』
侑『.......すんません、』
侑『.......寒いんで布団借りますね』
北『待て、そこ開けたらあかn.......』
スパン(押し入れ開ける)
侑『.......???』
侑『.......ち、.......』
侑『.......血っ、!!』
北『.......なんや、その顔。』
侑『この血、だ、誰のなんですか、』
北『.......誰のやと思う?』
侑『は、ハロウィンとか、
そういうので使う、血の、りですよね、?』
北『そんな事する、先輩だと思っとったん?』
侑『き、北さん?』
北『.......はぁぁ~.......おまえが悪いねん。』
北『お前の彼女は、俺や。』
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編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。