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第1話

ぬくもり
1,255
2020/01/23 13:30
仕事があった私はこーじが来る予定だから早めに帰った。

ガチャ。


「あれ。靴あんじゃん」



ドアを開けるとベッドで寝てるこーじの姿。

寝顔がとても可愛く。片手には携帯をもってだらしない格好で寝ている。
「こーじ。」

名前を呼んでもおきない。

仕方が無いのでご飯を作ることにした。


今日はこーじが好きなチンジャオロース作ろうかな。

こーじ、喜ぶかな。

具材を切り、フライパンで炒め始めた時。

「ん、…」

「こーじ?、おはよ。ただいま」

「…おかえり〜。ごめんな、寝ちゃってたわ」

「ぐっすりだったね笑」


短い会話をし、こーじはトイレに向かった。


ぽちっ。

テレビの画面にはこーじが映ってた。

【まだかよ!!!】

【そんなに怒らないでくださいよ】

泣いてるこーじは可愛くて微笑ましい‪。




「あー!チンジャオロース?!やたー!」

「喜ぶと思って作ったんだよ。」

「ありがとう〜っあなたっ!」


箸やらを準備して、夕ご飯を食べる。

「こじ、お風呂入った?」

「んーん、入ってない」

「一緒に入る?」

「んえ?!……んと……。」

「やだ?やならいいよ」


「や!やじゃない。」


「どうする?自分の口で言って?」


「一緒に入ろ…」


最近私はこーじに意地悪するのにハマってるのだ。


こーじとお風呂、何ヶ月ぶりかな










閲覧ありがとうございますっ

次回ハート5で続き書かせて頂きます。

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