第5話

5話
1,070
2021/02/06 15:00
るぅとside
こんにちはるぅとです
僕sideは初めてですね
では、まず前回のおさらいからしていこうと思います
僕たちすとぷりと(あなた)ちゃんと帰った翌日
(あなた)ちゃんの机周りが水浸しに
僕たちすとぷりメンバーで後片付けをして
お昼休みまではなんともなかったんだけど
放課後なーくんと(あなた)ちゃんが遅れて来ると
(あなた)ちゃんの様子がおかしくて.......
という前回のお話の翌日話から始まります
るぅと
るぅと
はぁ.......(あなた)ちゃんどうしたんでしょう
昨日の放課後以来(あなた)ちゃんとは会ってない
いったいどうしたんだろう
そして、あの手話の意味はなんだったんだろう
るぅと
るぅと
はぁ.......僕ってほんと
役に立てないな.......
なーくんやみんなは僕のこと頼ってくれる
すごいすごいって言ってくれる
けど、僕は.......
るぅと
るぅと
考えたって仕方ない
とにかくできることを探そう
そう、結局のところそれしかないんだ
僕にできること、僕に出来ることってなんだろう
そんなことを考えていると、
音楽室の方からピアノの音が聞こえてくる
るぅと
るぅと
そうだッこれだ!!!
僕はいいことを思いついた
お昼休み(あなた)ちゃんを誘ってみよう
〜お昼休み〜
僕はお弁当を食べ終わるとすぐに
なーくんの教室に行った
るぅと
るぅと
(あなた)ちゃんいますか?
ななもり
ななもり
るぅとくんどうしたの?
るぅと
るぅと
ちょっとあなたちゃん
借りてもいいですか?
ななもり
ななもり
あっ えっと
クラスメイト
ごめんなさい (あなた)さんとは
約束があって(あなた)さんが
お弁当食べ終わるの待ってるの
るぅと
るぅと
そうなの?
(あなた)
(あなた)
(。_。`)コク
少し残念だけど、先客がいるなら仕方ないかと
思っているとなーくんに呼び止められる
ななもり
ななもり
ちょっといい?
るぅと
るぅと
はいなんですか?
そしてなーくんからある作戦を聞いたので
僕はそれをみんなに伝えにそれぞれの教室に行った
放課後がたのしみです
〜放課後〜
(あなた)side
はぁ.......すごくだるい
事の発端はと言うと 昨日の放課後だった
〜昨日放課後〜
クラスメイト
ねぇあなたちょっと最近調子乗りすぎじゃない?
(あなた)
(あなた)
( 'ω'o[それはどう言う?]o
クラスメイトB
だから転校生のくせに
なーくんや ジェルくん
すとぷりのメンバーと楽しそうじゃないって話
(あなた)
(あなた)
( 'ω'o[それは.......]o
クラスメイト
あんた家では普通に喋れるんだってね
それってつまりは
すとぷりにかまって欲しくて
わざと喋れないフリしてるんじゃないの?
(あなた)
(あなた)
( 'ω'o[それは違うッ!!!]o
クラスメイトB
そっかークラスメイトちゃん
あったまいい〜
(あなた)
(あなた)
( 'ω'o[違うのッ!!!聞いてッ]o
クラスメイト
というわけでそんな嘘つきには
このノートいらないよね?
だって本当は喋れるんだもんね
そう言ってビリビリにノートを破いて
ゴミ箱に捨てられてしまった
最後にもしこれ以上すとぷりに関わったら
嘘向いてることをクラスメイト全員に言うからと言われて
そして今に至る 今日はいったい
なんのようなんだろう.......
クラスメイト
やっほ〜調子はどう?(笑)
ノート弁償してって 言いたいけど
言葉が喉に詰まって出てこない
クラスメイトB
ねぇ なんとか言ったらどう?(笑)
(あなた)
(あなた)
……ノ"ー……ト"……か"え"……し"……て"……
クラスメイト
は? なんて?
(あなた)
(あなた)
……ノ"ー……ト"……か"え"……し"……て"……
クラスメイトB
何言ってるのかわかんないな
はっきり言ってよwww
そのあと2人に踏みつけにされた
けど私は諦めずに ノート返すように言った
最後の一発おおきく振り被った拳が
私に迫るもうダメだと私は目をつぶった
ななもり
ななもり
やめなよ……
おおきく振りかぶられた拳が
私に届くことはなくて
目の前にはなーくんが立っていた
ジェル
ジェル
寄ってたかって弱いものいじめか?
しょうもないな
さとみ
さとみ
これ立派な暴力だから
先生に行ったら君たち
当分学校に来れないかもね
なーくんに続いてジェルくんさとみくんも現れる
逃げようとした二人をとうせんぼするように
ころんくん莉犬くんるぅとくんも現れる
るぅと
るぅと
生徒会としてこれは
見過ごすことはできません
ころん
ころん
ちゃんと録画もしてるしね
莉犬
莉犬
(あなた)ちゃんを泣かせた罪は
きっちり払ってもらうからね
さすがの2人も観念したのか
降参した
ジェル
ジェル
これで一件落着やな
ななもり
ななもり
そうだね
さとみ
さとみ
疲れた
莉犬
莉犬
(あなた)ちゃん大丈夫?
ころん
ころん
保健室一応行っておいた方が
いいんじゃない?
るぅと
るぅと
気づいてあげられなくて ごめんなさい
お礼を言いたい……そんな事ないよ謝らないでって
言いたい……けど今は紙も何もない……
ななもり
ななもり
とりあえず保健室によって帰ろうか
ジェル
ジェル
せやな
るぅと
るぅと
僕は職員室に行って
この事実を話して来ます
莉犬
莉犬
俺もるぅとくんについて行く
ころん
ころん
僕も証拠撮ったから見せに行ってくる
さとみ
さとみ
じゃ校門前集合な
(すとぷり さとみ意外)
はーい
保健室につくと さとみくんが手際よく
消毒をしてくれる
ななもり
ななもり
さとみくん元保健委員だもんね
さとみ
さとみ
うるせぇよ 保健委員じゃなくても
これくらいはできるわ
ジェル
ジェル
でも大怪我にならなくてよかったな
お礼が言いたい……けど紙がない
だったら伝えなくちゃ……
(あなた)
(あなた)
あ"……
3人が静かに私を見守る
(あなた)
(あなた)
あ"……
ありがとうって言いたいのに
続きの言葉が出てこない
(あなた)
(あなた)
あ"……(泣)
気づいたら目から涙がこぼれていた
(大人組)
……ッ

泣いていると 1番近くにいた
さとみくんが抱きしめてきた
さとみ
さとみ
いいよ……大丈夫だから泣かないで
ジェルくんは私の頭を撫でてくれてる
ジェル
ジェル
すぐに助けてあげられなくてごめんな
よう頑張ったな
なーくんは膝をついて手を握ってくれる
ななもり
ななもり
俺1番近くにいたのに
気づいてあげられなくてごめん
辛い思いさせてごめん
でももう絶対悲しませないから
まるで3人は王子様みたいで
今まで感じたことの無い嬉しさと
喜びで胸がいっぱいになった
さとみ
さとみ
そろそろ行こうか
ジェル
ジェル
せやな
ななもり
ななもり
うん
(あなた)ちゃん立てる?
なーくんが手を差し伸べてくれる
それに私は素直におおじた
そして仲良く校門前まで歩いて
るぅとくんたちと合流して
仲良く7人で帰りました
--------キリトリ線--------
(作者)
やべぇめっちゃ長くなった
というわけで今回も最後まで読んでくださり
ありがとうございました
また次回お会いしましょう

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