第9話

9話
910
2019/09/03 11:54
あなたside
私が暗い夜道をスタスタ歩いてると
ある人の声が聞こえた。
髙橋優斗
あなたさん......?
そう。あいつだ
あなた

ウゥ...。

髙橋優斗
あなたさん!?大丈夫??
彼はまだ制服姿だった。
コンビニで何か買ったらしく
袋を持っていた。。
なんでいつも助けてくれるの?
自分があいつに溶け込みそうで怖い。。
裏切られたりしないかな。
髙橋優斗
とりあえず、、俺ん家くる?
そう言って私の手を引っ張って家まで連れてきてくれた
髙橋優斗
上がって
あなた

うん。ありがとう

優斗の部屋
髙橋優斗
どこでも座って?
あなた

うん。

髙橋優斗
なんか飲む?
あなた

うん

髙橋優斗
じゃあ待ってて入れてくるから
あなた

うん。

私は「うん」しか言えなかった
髙橋優斗
持ってきたよ
あなた

ありがとう

髙橋優斗
なにがあったか話してくれる?
なんでこんなに優しい目をしてみてくるのさ
あなた

親......と喧嘩した。

あなた

まぁ、いつもの事だけど。今回は酷かった

髙橋優斗
そっか。
あなた

私...ヒック...何もしてないのに!!ヒック。お父さんが、、出て行ったとか何とか。言ってて全部...ヒック...私のせいで...ヒック...

髙橋優斗
ゆっくり話して?ね?
あなた

それで、、ビンタされて、、ヒック...出ていけって言われて、、出て来たヒック...!!

髙橋優斗
そうだったんだ
髙橋優斗
よしよし ギュー
あなた

ヴ...。゚∵・(ノД`)∵゚。 うわああん

髙橋優斗
泣いていいよ?俺がいつでも腕の中に入れてあげるから
優斗の暖かいその温もりが体中に感じる
しばらくして
優斗が離してくれた
髙橋優斗
そうだ!!下でお母さんがご飯作ってあるんだ食べる?
髙橋優斗
お腹すいてるでしょ
あなた

コクン

髙橋優斗
涙拭いてから行こうか。(袖の裾で拭く)
あなた

ありがとう

キッチン
髙橋優斗
お母さん、ご飯食べたいんだけど。友達も!
あなた

こんばんわ。。

優斗ママ
あら、金髪......
髙橋優斗
あ、そこは気にしないで。事情があるから
優斗ママ
そうね、ご飯お口に合うかどうかわからないけど沢山食べてね?
あなた

ありがとうございます

髙橋優斗
一緒に食べようか
あなた

うん

パク...おいしぃ...
あなた

おいしぃ、、、

優斗ママ
ほんとに?
あなた

はい、こんな美味しいご飯食べたのいつぶりだろう

優斗ママ
嬉しいわ笑沢山食べてね?
あなた

はい!

髙橋優斗
あなたさん食べたら帰るの?
あなた

あ、、、うん。ずっといるわけにも行かないし。

髙橋優斗
あんな家に居て大丈夫?
あなた

大丈夫だよ

優斗ママ
あんな家?
髙橋優斗
あ、、
あなた

大丈夫言ってもいいよ

髙橋優斗
うん。実はさあなたさんの家ちょっとギクシャクしてて。それで今も家から出てきて
優斗ママ
あら、、、なら泊まってく?
あなた

え?

髙橋優斗
え?
優斗ママ
その頬...叩かれたんでしょ?痛そう。赤くなってるもの
あなた

あ、、

髙橋優斗
泊まっていきなよ。部屋は空いてる部屋使ってさ!
あなた

うん。そうする。お願いします!

優斗ママ
はい!部屋用意してくるわね
あなた

ありがとうございます

髙橋優斗
あなたさん。食べたら時間あるし勉強する?
あなた

うん!

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