第56話

💙🐬 Imitation Rain③
1,848
2023/04/30 13:02
花岡side

下から見る樹は、いつもふざけあう時と違って色気があって。
花岡.
花岡.
ちょ...冗談やなかったん?
樹
なわけねーじゃん、俺のことなんだと思ってんの?
樹
そんな適当なことばっかり言わねえけど
そう言った樹が急に深く唇を重ねてくる。

数ヶ月前までは丈くん以外とこういうコトしたことなかったのにな、なんて思う私は、きっともう他の人とのキスに慣れてしまっている。

そんな自分が嫌で、丈くんに申し訳なかった。

でも今回は丈くんが仕向けたことやし、丈くんのことなんて気にせんで気持ちよくなってもええよな?

自分勝手な判断をした時、樹の顔が離れていった。
樹
あなた、余裕そうじゃん
花岡.
花岡.
そりゃまあキスぐらいは
樹
丈くんじゃなくても?
花岡.
花岡.
丈くん以外の人とは...慣れたくなかったけど、慣れちゃった
樹
どういうこと?
花岡.
花岡.
メンバーと何回かシとるから
丈くん
丈くん
お前、それは言うな
花岡.
花岡.
大半は丈くんが仕向けとるで?
樹
やば〜笑
花岡.
花岡.
なあ、押し倒されたまま話すの嫌なんやけど
花岡.
花岡.
続けないなら退いてくれへん?
樹
退くわけないじゃん
樹
あなた、舌出して
言われた通りにすると、舌を絡められる。

余裕そうな樹に何故か少しだけムカついて。

ズボンの上からモノをそっと握った。
樹
っ…///
樹
お前っ、///
花岡.
花岡.
ん?どーしたん?笑
樹
そっちがその気なら俺も優しくなんてしねえけど
丈くんにはない乱暴さで私の身体を堪能する樹。

これはこれで悪くないかも、なんて。
花岡.
花岡.
っ、あっ…///
樹
お前、めっちゃいいカラダしてんじゃん
花岡.
花岡.
うっさい…///
樹
身体も声も最高
指で一度イかされて、息が整う前に樹が入ってきた。
花岡.
花岡.
ッ、はっ、あッ…///
樹
やばっ、///
花岡.
花岡.
やっ、じゅりッ…///
樹
ッ、可愛すぎんだけど、///
花岡.
花岡.
あッ、んあッ…///
樹の金色のネックレスが大きく揺れる。

SixTONESはよくパフォーマンスで腰振りをしとるけど、そんなのとは全然違った。

ただ快感を求めて腰を打ちつける樹の汗がぽたっと落ちた。
花岡.
花岡.
じゅりッ、はッ、あッ、んあッ…///
樹
ッ、はあッ、まじでやばいってッ、///
花岡.
花岡.
ねえじゅりッ、むりッ、とまってッ…///
樹
こっちこそ無理だわ、///
花岡.
花岡.
はやいッ、あッ、はやッ…///
花岡.
花岡.
じゅりッ、イクッ、じゅりッ…///
樹
締めんなッ、やばいッ…///
花岡.
花岡.
やッ、イクッ、イクッ…///
樹
ッ、くッ…///
私がイクとすぐに樹もイッた。

樹が私のナカから出ていくと、コンドームの先には精液がたっぷり溜まっとった。
樹
うわ、めっちゃ出た
丈くん
丈くん
最近抜いてなかったん?
樹
うわっ、そうじゃん、丈くんいるんだった
丈くん
丈くん
忘れるなや笑
丈くん
丈くん
にしてもあなた、気持ちよさそうやったなあ?
花岡.
花岡.
樹の動き、丈くんと違うから新鮮なんやもん、///
花岡.
花岡.
丈くんも樹とヤッたらわかるんちゃう?
樹
お、ヤる?笑
樹
男とヤッたことないから上手くできるかわかんねえけど
丈くん
丈くん
あほっ、ヤらんわ///
樹
冗談だって笑
丈くん
丈くん
…俺が仕向けたことではあるけどさ、
花岡.
花岡.
、?
丈くん
丈くん
やっぱりなんかムカつく
花岡.
花岡.
んんッ…///
ディープキスをして、すぐにモノを沈める。

息をつく間もなくそこまでした丈くんは、動かずに私を抱きしめた。

耳元で丈くんの少し乱れた呼吸が聞こえて、鼓動が高まる。
花岡.
花岡.
丈くん、、?
丈くん
丈くん
っ、動くで
花岡.
花岡.
ちょッ、まッ…///
なにかおかしい。

動き出してすぐにそう感じた。

いつもと違って、丈くんと目が合わない。

いつもはどんなに荒々しくても私の目を見てくれとるのに。

でも、それを指摘する余裕なんてなくて。
花岡.
花岡.
はあッ、あッ、んあッ…///
丈くん
丈くん
イケよッ、早くッ…///
花岡.
花岡.
やッ、じょうくんッ…///
乱暴だと感じてしまうぐらい激しくて。

恐怖を感じながらも、快感に抗うことは出来ひん。
花岡.
花岡.
あッ、イクッ、イクッ…///
花岡.
花岡.
イクッ、あッ、あッ〜!///
丈くん
丈くん
ッ、///
ゴムの処理をした丈くんは、「シャワー浴びてくる」と言ってすぐにリビングを出ていってしまった。

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