あのときと同じでよく晴れていた。
僕は、爆睡中の井ノ原くんを、横目に、手紙を読み返していた・・・
ふと、長野君が、呟くと・・・
僕たちの視線の先に船が見えてきた
坂本君は、「Voyager」を、口ずさんだ。行き先も知らないままにーって、歌詞があるけど、俺たち行き先、いまは、知ってるよな・・・
岡田が少し寂しそうな顔をしたから
船に乗り込むと、すぐ霧に包まれた・・・
余韻に浸っている暇なんてなかった
僕は思わずイナンの腕を掴み・・・
お前がいうなよ・・・(ドキドキ😵💓)
見ると、キキさんは、メイド服を相変わらず着ている。
キキさんは、丁寧にドアを開けてくれた・・・
↑坂本君の心の叫び・・・・
ますます落ち込みモード1000%・・・の坂本リーダーであった
にっこりと笑うキキさんは男とは思えない・・・満面の女らしい(!?)スマイルだった。
他のメンバーもいつのまにやら仲良し
↑とりあえず何も考えないでおこうと思ってる坂本君だった
そして、ランチタイムもおわり、それぞれが、リラックスモードだ。それぞれが、好きなことをしている
聞き覚えがあるこの声・・・
俺が会いたかった女の声だ。
ここからは、剛君とルキアさんの二人の世界です
縛っていたら余計にレンに見えるんだから!
(↑ルキアさんの心の叫び)
剛は、縛ってた髪をほどいた・・・
振り向いた瞬間、思ったより近くにルキアの顔があった
ふたりは、お互いΣ(; ゚Д゚)としたみたいだ。
ルキアはそっぽを向いてそう喋り始めた
目を合わせたらドキドキが止まらなくなる
思わず振り向いたルキアさん。
ルキアは少し黙ったあと
なんで、そんなこと言うんだよ
ルキア、ちがうんだ・・・・
ルキアが困ってる
優しくそういう剛に、わたしの心臓は鳴りっぱなしだ。
剛は、まっすぐに私を見ている・・・
わたしは、不覚だ・・・
初恋の人と同じ顔をした人を・・・
本当は好きになってしまっていたなんて・・・
カイトに、何て言えばいいんだろう・・・・
そして、それぞれの思いを乗せた船は、目的地に着いた・・・
🎶🎶🎶🎶
僕らは「キセキの始まり」を、口ずさんだ。
ある少女が、僕たちを見つめていた・・・
その少女こそが、僕らに・・・
メンバーの誰かに会いたいと言ってた少女だったのだ。
トニセンの3人が談笑してるときだった。
そう言って抱きついたのは・・・・
彼女が、抱きついたのは・・・・
↑※放心状態の坂本さん
↑俺と言いたかったんだが・・・
「ドサッ」
事情が、わからないカミセンだった。
坂本君はサッとミュージカル風起き方で、起き、(さすが)
思わず関西弁のカミセン
なぜか関西人なV6(笑)
坂本君は、なにか言おうとしたが・・・・
彼女は、坂本君が言い終わる前にキスをした
そう叫ぶなか・・
あきらかに坂本君に向けてよしひこといい続けるサリーさん・・・
あきらかに坂本君を、指差している
サリーさんは、迷わず坂本君の腕に手を絡ませ・・・・
つれていってしまった・・・
その頃、坂本君がサリーさんに連れてこられたのは、やっぱり高いところだった(笑)
↑かっこいい顔がイケてない顔に変わる瞬間
😵の顔のまま話すリーダーだった(笑)
坂本君は、僕たちのもとへ戻ろうとした
サリーさんは、必要以上に顔を近づけた
そして、
予想外に顔を赤くしたサリーさんだった
サリーさんがなぜ、坂本君に執着するのだろうか
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。