3人で下駄箱まで走ってきた。
あなた 『はぁっ… もぅ…つかれた…』
岸 『俺も…ギブっ…。』
神宮寺 『 ……あれ。あなた、やばいかも。』
あなた 『 …え??』
3人で全力ダッシュして、
逃げたつもりだったのに。
廉 『 はぁっ…なんで逃げんねんッ!? 』
なんで………
あなた 『ちょっ…なにっ…なんでっ』
鈍感な私でも分かる。
永瀬くんの後ろには鬼の形相をした女子達が
私を睨んでる。
廉 『 コイツ… 俺のだから。』
と、岸くんと神に向かって一言言って
私の肩をつかんでぐいっと引っ張る。
あなた 『わっ…なにっ…!』
。
。
。
岸 『 ありゃ本気だな… 』
神宮寺 『…結構愛されてんじゃん笑』
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。