第4話





今回私が倒れたのは

お母さんの持病の影響だったらしい。








また倒れるかもしれないけど




とりあえずこれから数年は大丈夫らしい。
















あなた 『 ありがとうございました。』







入院の心配はないっていってくれたので


さっそうと部屋を出た。





私は病院の におい が苦手。

両親の"あの時"を思い出してしまうから。












あなた 『 ……。 』







はやく帰ろ。。






早足でロビーまで来た時,








廉『ちょ、まっとったんのに俺の事置いてくん?』


あなた 『 あ…。』





そだ。 お礼言わなきゃ。






あなた 『あのっ…ほんまにありがとうございました。』


ぺこりとお辞儀をして進行方向を変えた。






廉 『 ……それだけなん? 』







え?








あなた 『はい…??』





恐る恐る振り向くと


なんというか…






  " 漆黒 " 色にそまっていた。








廉 『命の恩人に対してお礼が
  それだけかって言ってんで。』





あなた 『 今…お礼しました…けど。』






さっきと態度がまるで違う。







二重人格ってやつ…?






廉 『あのなー。それだけで満足するとでも
  思っとるん?』



なんなのこいつ。。。



そんな言い方しなくてもいいやんか。。。





あなた 『…分かりました。学校で何か渡すんで。。』





廉 『いやいやいらんわー。笑』



あなた 『……じゃあ何をすればええんですか。』




私の苛立ちが増していく。






廉 『 んー。そやなぁ。。』












永瀬くんはしばらく考えてから


片方の口角だけを上げ,見下すように言う。











廉 『 期間限定,俺の彼女のフリ。』



















あなた 『は…何言って…』



廉 『わかったか?』










嫌…  嫌すぎるっっっ…



こんな男の彼女のフリなんて。





廉 『…気に食わねーカオ。笑』




あなた 『だってなんで私がそんなことっ…』













廉 『なんでやって?』






廉 『1つ。俺はお前の命の恩人。
  そしてもう1つ ──.』













廉 『俺はお前に人口呼吸をしてやった。』















廉 『そしてそれは俺のファーストキスでもある。』




廉 『それだけや。』













人口呼吸てあの…!?  






そんでそれがファーストキスって…。










は!?!?!?!?!?///






意味わからんて!!!!!!!!///



てか人工呼吸がファーストキスって少女漫画かよ!!!!!










あなた 『はっ!? ほんまなん!?!?//』











廉 『いい焦っぷりやな。笑
  ま、せいぜい可愛がってやるよ彼女サン 。』








ぽんぽんと私の頭を撫でてそのまま永瀬くんは


病院を出ていった。









黒すぎる…




いや黒越して漆黒王子や…









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