第7話

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2019/03/02 01:11
~ぺけたんside~
ペケ彼女
モトキくん
その言葉に反応した。
ぺけたん
ぺけたん
…。
なんでモトキが出てくるかは分からない。
でも、何か引っかかった。


お前が1番だって言いたい。
なのに、なんでだろう。
言葉に詰まってしまった。
ペケ彼女
私はペケが好き。
ペケの幸せが私の幸せ。
悲しい思いはさせたくない。
この後のことは何となくわかる。
それを阻止しなきゃいけないのに。
分かってるのに…
ペケ彼女
ペケ!1年間、一緒にいてくれてありがとう!
その言葉には、いったいいくつもの想いが込められているのだろうか。
ただ一つ分かること、それは…
ペケ彼女
別れよう。
ほらね、分かってた。
悲しみや怒りが込み上げてくる。
状況を正しく判断できない。
なのに…
なんで涙は出ないんだろう。
ぺけたん
ぺけたん
…。
俺はお前のことが好きだ。それは嘘じゃない。
でも、心のどこかでは分かってたのかもな。
ぺけたん
ぺけたん
ごめんな。こんな、馬鹿な彼氏で。
1年間楽しかった。感謝してもしきれない。
今までありがとう。
止めなきゃとは思った。
でも、出てきた言葉は違った。
こいつはモテる子。
俺より良い奴なんてそこら中にいる。
2人は最後にキスをして、一緒に寝た。
朝が来るまで2人は抱き合っていた。
朝が来れば、俺らはもう彼氏彼女じゃなくなる。
1年間…ほんとにありがとう。
大好きだったよ。
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いちごミルク
はいどーもー!主どす!
今回はちょっとしんみりになっちゃいました。
なかなか難しいものですね。恋愛とは。
え?主は恋人いるのかって?
……。
次回もぜひみてくださーーーい!(やり投げ)


アデュー!!!

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