第12話

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2019/03/02 14:22
~ぺけたんside~
モトキが作ってくれたお粥は美味しかった。
誰かの手料理を食べたのはいつぶりだろうか。
夢の中で彼女との日々がでてきた。
彼女は料理があまり上手ではなく、俺が作っていた。
主夫だなんて話してた頃が懐かしく感じる。
…今はもう、
起きるとすでに外は薄暗かった。
ぺけたん
ぺけたん
…モトキ?
家の中はやけにしーんとしていて、どこにもモトキの姿がない。
きっと帰ったのだろう。
それが一番、彼にうつさなくて安全。
なのに、
突然寂しさが込み上げてきた。
自分は今1人なのだと実感して、また頭が痛くなってきた。
咳もでて苦しい。
ぺけたん
ぺけたん
モ…トキ((ゲホゲホ泣
誰も寄り添ってくれない。
ぺけたん
ぺけたん
モトキ…モトキ(´;д;`)
ガチャッ
モトキ
モトキ
ペケ!!!大丈夫か?
モトキが玄関から入ってきた。
手にはレジ袋をさげている。
ぺけたん
ぺけたん
モトキ…((ゲホゲホ泣
モトキ
モトキ
ごめんな!お前が寝てる間にと思ったんだけど…。
夕飯に使う材料買ってきたんだ!あと薬とか色々!
よく見れば、鞄が置いてあった。
ブレザーも残っていた。
安心した途端にまた涙がでてきた。
ぺけたん
ぺけたん
お…おれ、さびしく…て。
モトキ、帰ったと思って(´இ□இ`。)°
モトキ
モトキ
よしよし!大丈夫!俺はここにいるから!
モトキの胸の中はすごく心地が良かった。
熱が少し上がってしまい、夕飯ができるまでまた寝ることにした。
今度は大丈夫!モトキはうちにいる!
しばらくして、
モトキ
モトキ
ペケ!ご飯できたよ!
ぺけたん
ぺけたん
う、うーん。
美味しそうな匂いと共にモトキが起こしに来た。
いつにも増して美味しそうな料理だ。
お粥だけでなく、ちゃんとおかずもあって、量もちょうど良かった。
モトキ
モトキ
多い時は残していいし、食べたい時はまだあるからな!
なんて良い奴なのだろう。
モトキと結婚した人はきっと幸せ者だろうな。
ふと、幼稚園の頃を思い出した。
『結婚しよう』と俺がモトキに言った。
懐かしいな。
モトキ
モトキ
なぁ。ペケ
ぺけたん
ぺけたん
ん?
モトキ
モトキ
…彼女と何かあったか?
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いちごミルク
ういーす!(挨拶がだんだん雑に)
今回も見ていただきありがとうございます♡
風邪ひいた時に1人になるのは寂しいよね。
いつもの倍以上心配が増すものだ。
ペケ早く治れ〜!
次回も見てほしいです!


アデュー!!!

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