私は炭治郎が帰ってくるまで、隣の店の商品を見ていた
そこの店は着物が沢山売っていた。
普段は隊服ばかりで、普通着物を着ることはほとんど無い
着物屋さんの奥には20代前半の若い女性と20代後半の男性がいた
その2人の前にある着物……
それは結婚式できる着物だった
私は結婚、、出来るかな?
なんて思った
だって神殺隊に入ってい以上、確実に明日があるとは限らない
炭治郎だって同じ…例え、鬼舞辻無惨を倒したとしても、その代償で死んでしまうかもしれない。
やばい…考え事をしていて気づかなかった
そう言って、男の人はチラシみたいなのを見せてきた
えっ、……どうしよ困ってる人はほっとけないし、でも炭治郎を待っているし
ん、そこまで言うなら仕方ない!
帰ってくる時は、ダッシュで行けば大丈夫だよね?
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。