第3話

#2
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2021/02/19 07:42
???
貴方、大丈夫?
そう言いながら近づいてきたのは、小柄な女の子だった
竈門炭治郎
竈門炭治郎
は、はい助けてくれてありがとうございます
???
…いえ、これも私の仕事だし、
そう言って、彼女はにこっと微笑んだ
可愛らしい子だな……俺はここで安心したせいか気を失った







──あなたside──
隆登様から、鬼殺隊の子が危ないと言われてここに来た






華妃(なまえ)
華妃あなた
あれかな?
ひょこっとして木の間から見ると、男の子が倒れていて、そこに鬼が攻撃をしようとしていた所だった
華妃(なまえ)
華妃あなた
まずいっ
急いで走り、スパッと鬼の首を斬った
下弦の弐(原作と異なります)
あれ?
鬼は下弦の弐だったのか

だから苦戦してたんだね
さてと、男の子は?
華妃(なまえ)
華妃あなた
貴方、大丈夫?
優しく声をかけると、男の子は痛々しい体を持ち上げて言った
竈門炭治郎
竈門炭治郎
は、はい助けてくれてありがとうございます
礼儀正しい子だな
華妃(なまえ)
華妃あなた
…いえ、これも私の仕事だし、
ニコッと笑うと同時に男の子は意識を失ってしまった
華妃(なまえ)
華妃あなた
わっ、、どうしよ……
華妃(なまえ)
華妃あなた
と、とにかく璃希の屋敷に連れて行こう
すると底へ鎹狐の〝ホシ〟が来た
ホシ
ホシ
あなた、どうした?
華妃(なまえ)
華妃あなた
この子倒れちゃって……
ホシ
ホシ
じゃあ私が璃希の所に行くって伝えてこようか?
華妃(なまえ)
華妃あなた
うん、お願いね
ホシはシュッと消えていった
そして私もこの子を連れて帰った

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