第2話

第1ステージ〖恐怖〗/アプリ説明
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2020/04/13 21:48
第1ステージ〖恐怖〗
ここは、全ての生き物が巨大化し、敵対本能が膨大にアップした、超危険なステージ。
このステージの難問は【信頼】
これ以上はヒントが必要となります。ただし、信頼は最低1人(?)となります。

入ってすぐに見えた看板には、こう書かれていた。信頼?1人の横に?が着いていたのも気になるけど、普通に1人と考えると、人...と仲良くなるのかな?
それにしても...パンダや猿、ナメクジなんかも本当に巨大化してるんだね。
不知火 湊斗
不知火 湊斗
「まず、どうする?手探りに探してみる?それか、キャンプ地を探して、そこを拠点として周りで食料を確保する?」
美凪 優空
美凪 優空
「そうですね...取り敢えず食料が無いと飢えて死にます。となると、難問の意味が分からない今、安全性を考えれば拠点と食料を手に入れる事が最優先でしょう...あら?この壁はなんでしょうか?なにか...紫色の壁のような物が見えるのですけど...」
不知火 湊斗
不知火 湊斗
この紫色の壁...と言うよりも、どこかスマホに似ている感じ。もしそうならアプリとかがあると思うんだけど...ん?あれ、横をタップするボタンがある?押してみるか...
「鑑定・写真・地図・武器選択・能力値・ゲーム・BPボーナスポイント交換・BP売却・SPスタックポイント交換・SP売却・メール・通話...沢山ある?このBPとSPってどういうものだろ?...あれ、メールが届いてる。」
仮想現実アプリ...通称、VRAの説明をさします。まず、鑑定です。
これは、あなた方が死なないよう、毒物を持っているもの等を鑑定するアプリです。このアプリを開いた状態で、ものに向けると、毒があるのか鑑定できます。

次は...写真と地図はそのままの意味ですので、省きますね。

次に武器選択。
武器選択では、今後、戦闘時などに使う武器が選べます。ただし、1度選んでしまえば、そこからは選べませんので、ご注意下さい。

次に、能力値の説明に入ります。
能力値は、個人の能力を数値化したものに当たります。そして、ある程度どういった動きがステータス範囲内で出来るのかも表示されますので、定期的に確認してください。

次は...ゲームは、そのままの意味で、娯楽の為に用意したものですが、ここには次の説明であるBPとSPも関係してありますので、一緒に説明させてもらいます。
まず、ゲームには戦闘・非戦闘の2種類があります。
そして、戦闘はSP、非戦闘はBPが手に入ります。
戦闘ゲームはかなり高難易度ですが、その代わり、SPで交換するものはより豪華となっております。
その逆で、非戦闘ゲームは低難易度、つまりボーナスの様なものです。その代わり、BPで交換するものはSP交換よりも劣っています。ただし、それぞれSP・BP交換の商品は異なります。ゲームでの死亡は何度でもできます。そして、SP・BP売却は、簡単に言えば、ガチャと贈呈です。交換には無いものが手に入るガチャを回すために必要なポイントでもあります。贈呈は、他者にポイントを分け与える事ができます。


不知火 湊斗
不知火 湊斗
なるほど...今見たら初期ポイントとして1000ポイントある。交換では攻撃力の高そうな武器や、肉等の食料、キャンプセット等もあった。という事は、暫くはゲームにも手をつけておかないと行けないのか。
「皆なにかわかったこと...は、無さそうだね。操作は、横にボタンがあるからそれを押せば次のページに開くよ。そこには色んなアプリがあるんだけど、重要なのは鑑定・地図・SP・BP交換・売却・武器選択・能力値・ゲームだね。鑑定は毒物を検知する。地図はそのままだと思うよ。SP・BPはゲームで手に入れたポイントのこと。それを交換したりガチャをしたり他者に分け与えたりする事ができるよ。武器選択は今後自分が使う武器で、1度選択すれば二度と変更は出来ない。能力値は自分の行動範囲をある程度教えてくれる。ゲームは、戦闘とか非戦闘の2種類があるけど、戦闘の方は高難易度だよ。」
美凪 優空
美凪 優空
「成程...了解です。戦闘は今後していか無いと不便ですからね。では、私は刀にします。私が唯一できる武術ですので。」
葛城 直哉
葛城 直哉
「俺は暫く保留だな。」
如月 隼人
如月 隼人
「俺は...このコアキューブというものにするよ。この説明からして、どうやらキューブを起動すれば、PCが出てきて、それを使って、敵味方にバフ・デバフを付けられるみたいだからな。」
薙沢 奏叶
薙沢 奏叶
「僕はこの...拳に付ける爪?みたいなやつかな。名前が分からないけど、僕にピッタリの武器だ。」
桜木 美玲
桜木 美玲
「私は保留。2つあるけど、迷ってるから。」
桜木 瑞奈
桜木 瑞奈
「私はこのヘルメットだよ。これは、ある程度想像した仮想現実の武器が出てくるらしい。と言っても、ロケットパンチとかそういう指定だけどね。」
桜木 美玲
桜木 美玲
「あ、なら私はこっちのヘルメット。これは、相手の誘惑とか、暗示とかそういう効果を付けれる。」
峰羅義 未来
峰羅義 未来
「私はこの足と腕のセットがある防具だね。」
不知火 湊斗
不知火 湊斗
「僕は銃かなぁ。銃はかなり汎用性が高いからね。」
近接もあれば遠距離型もあるしね。
「じゃあ、地図を見ながら進んでいこうか。」
僕はゲームをしておこうかな。

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