無料ケータイ夢小説ならプリ小説 byGMO

第24話

23🍀~陽香の過去~
私は、田舎の小規模な学校に通っていた。
人見知りだった私に話しかけてくれたのが、慧莉菜(えりな)。
私の唯一の親友だった。
でも、慧莉菜は陰で虐めを受けてて…
私はそんなことも知らず、笑顔で慧莉菜と遊び呆けて居たんだ。
ある日、慧莉菜はぱたりと学校に来なくなって…
どうしたのかと慧莉菜の家に行くと、慧莉菜のお母さんから
「慧莉菜は鬱病になった。」
「お前のせいだ」
って…
どうして言ってくれなかったのか、今でも分からない。
だけど、私は甘えるように付いていかなくてもよかったお父さんの転勤に付いていった。
今思えば、逃げてきたんだな…って。
責められるのが、怖かったんだなって…
~~
慧莉
慧莉
陽香ちゃん…
陽香
陽香
だからね、今度はせめて、救ってあげたいの。
陽香の目には、今にも溢れそうな程に涙が溜まっていた。
慧莉
慧莉
…っ、陽香ちゃん!
いきなり大声を出したからか、俯いている陽香の肩がビクッと震えた。
慧莉
慧莉
顔、あげて?
頬を優しく両手で包んで前を向かせる。
慧莉
慧莉
慧莉菜ちゃんは、陽香ちゃんに言いたくなかったんだよ。
陽香
陽香
え…?
慧莉
慧莉
辛いこと、悲しいこと。…自分の、弱いところ。
慧莉
慧莉
全部全部、陽香ちゃんに見せたくなかったんだよ。
慧莉
慧莉
陽香ちゃんも、慧莉菜ちゃんも、皆悪くない。
慧莉
慧莉
助けてくれるって言ってくれて、ありがとう。
陽香
陽香
…っ。
慧莉
慧莉
今から助けてくれる相手に泣かれちゃあなぁ…?
試すように陽香の事を横目で見る。
陽香は制服の袖でごしごしと涙を拭って、笑った。
陽香
陽香
うん!私が慧莉を助けるから!
~慧莉達の死角~
幸
幸
(う~ん…)
優飛
優飛
(どうする…?)
幸
幸
(勉強会でしょ?)
(ワンチャン僕らだけで…)
優飛
優飛
(えぇ…)
(まぁ、そうするしか…)
慧莉
慧莉
聞こえてますよ~?
いつの間にか二人の目の前に居る慧莉と陽香。
陽香
陽香
勉強会?行くに決まってんじゃん!
慧莉&陽香
ね~!
優飛
優飛
お、おぉ…
幸
幸
じゃあ、3時にこの公園の時計台前集合で!