第17話

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2021/07/24 04:23
学園長「え、あなた達帰る家があるのですか?」

あなた「…少なくともあの子たちにはありますよ。きっと、家の人も心配してる…あの子たちは攫われてきたから」





カラスが食べられないと言われて、興味が失せたのか、エース達と遊ぶ子供たち

その様子を、まるで親のように見つめるあなた

でもあなたの言い方は少し不自然であった




ラギー「あんた…あー、名前なんて言うんスか?」

あなた「あ、言ってなかったね。あなただよ。あなた・リアベティ」

ラギー「あなたちゃんッスね~」

レオナ「あなた、さっきからガキのことしか話してねぇが、お前も攫われてきたのか?」

あなた「………違う。

……

学園長、帰れますよね?」

学園長「え、えぇ。闇の鏡で帰ることができますが…」

レオナ「おい、話を逸らすんじゃねぇ」



あなたは無理やり話を逸らした

案の定、指摘されたがあなたは無視した



レオナ「いい度胸じゃねぇか……」

ラギー「レオナさん、ドードー!!」


怒ってるレオナをラギーがおさめる



あなた「…みんな、家に帰ろう!」

「お家に帰れるのー?!やったー!!」

「お兄ちゃんに会いたいよ、私!」

「俺も兄ちゃんいるぞ!」



帰れるとわかり、いっせいに騒ぎ出す子供たち



学園長「では善は急げです!!早速闇の鏡の所に行きますよ!!」

あなた「ほら、行くってよー!みんな早く家に帰ろう!家族が心配してるからね」

「わーい!やったー!」

「早く行こ!早く行こ!!」

「じゃーね!エース!ジュース!!」

エース「おー、元気でな~……って呼び捨てかよッ」

デュース「僕はジュースじゃないと言ってるだろ!デュースだ!デュ!!覚えて帰るんだぞ!!」







エースとデュースも子供たちにお別れの言葉をいい、お礼をいった

もちろん、レオナやラギーのところにも来て、お礼をちゃんと言った







レオナ「……ハッ、お気楽なこった」

ラギー「…ッスね~」






前を歩くあなたたちをレオナとラギーは後ろで見つめていた

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