あなたｻｲﾄﾞ))

テオくんと出会って1年がたつ、それと同時にテオくんを好きになって一年がたつ
私は自分の気持ちをはっきり言える性格ではない。けど、私の気持ちちゃんと伝えなきゃって思ってる。

1年前、高校の入学式の日に私はテオくんに恋をした。きっかけは桜の木だった。
校門を出てちょっと歩いたとこに桜の木が1本たっている。私はその木が好きで入学式の帰り道に見ていた。

その時、テオくんが声をかけてくれた。

私はその時のテオくんの笑顔に恋をした。
透き通った声、綺麗な瞳、優しい笑顔、テオくんのすべてに胸がドキドキした。

あの日から私達はクラスも一緒だと知り、よく話すようになった。
帰り道も一緒に帰ることも多くなった。

だからこそこの気持ちを伝えたい。
テオくんに『好き』この2文字を伝えたい。
伝えたらこの関係は無くなっちゃうとか考えた、けど今は違う。
この関係だからこそ、言わなくちゃ。

私は今日、一緒に帰る約束をした。
絶対に言わなきゃ、ちゃんと変わらなきゃ。

テオくんはいつもと変わらない優しい笑顔で私に話しかけてくる。
また胸が痛い、好きな人がいるってこんなに胸が痛いんだ。

優しすぎるよテオくん、また胸が締め付けられる。
そうだ、はやく言わなきゃ、なんのために今日一緒に帰るんだ！

やばい緊張してきた。
でも言わなきゃ、わたしはこのためにいっぱい練習してきたんだから！
テオくんに好きって気持ち伝えなきゃ！

やっぱりダメだったんだ、期待？してた自分を怒りたい！
好きってほんとに難しい。

え？私のことをテオくんが！？
幸せすぎて泣けてきた、ほんとにほんとに嬉しい。
1年間諦めずに好きのままで良かった。

テオくんと両思いと知り私は本当に幸せな人になれた。
テオくん、私を変えてくれてありがとう。
そして、私達は幸せな高校生活を過ごしました。

E N D