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第7話

ー描く未来。ー
「澤藤、春歌!おめでとう!最優秀賞だよ!」


帰り道。
興奮が収まらない里歩は何度もそう言った。


「おめでとう、二人とも!」

「先生も来てたんだ。」

「当たり前でしょ?教え子なんだから。でも、思ったより観客席埋まってて上で見てたけど。」

「三河もありがとう。」

「こちらこそ。」




前昼休みの時間に澤藤は言っていた。

「俺将来、音楽科の大学に進むんだ。小さい頃からの夢を叶えるんだ!」

「夢?」


「音楽界を変える。もっと自由に思い通りに楽しく弾きたい。」


澤藤は可能性が無限大だと感じていた。

そしてその夢を叶えられると信じていた。
何年かかっても。



可能性が消えることは絶対にない。


あとは自分次第だから。


絶対諦めない。