リョウガ目線
なんか、キャラ崩壊してきた。
もぉ、リョウちゃん黙ってられない!!
行くよ。あなたのところ、大阪まで
めっちゃ遠いけどいくよ。あなたに会いたい。
あなた目線
今は卒業式でございます。
あ、ごめんねすごい話飛ばしたね。
タカシ「何ブツブツ言ってん?」
この子はこっちに来てから仲良くなつたタカシくん
『ごめん、なんでもない。』
タカシ「俺なあなたのことが好きやねん」
『え、あ。ごめんなさい、嬉しいけど
他に好きな人がいて、』
タカシ「あぁ~大丈夫!分かってたし」
生徒「え、誰あれ?」「イケメンだぁ~」
『行ってみよ?』
タカシ「おん!」
『え、なんで?』
リョウガ「なんで嘘ついたの?」
『聞いたの!?』
リョウガ「なんで?」
『5年も会えないのは辛いから、』
リョウガ「なんか言ってくれれば良かったのに」
『5年こっちに居ないとそっちに戻れないんだもん』
リョウガ「なんで?」
『おばさんが倒れて親もこっちで仕事あって、おばさんの介護わたしがやらなきゃで、5年は、いとこがやってくれるから、それまでここに居なきゃだったの。』
リョウガ「だからって、嘘つかなくても、」
『付きたくて着いてるわけじゃない!
本当はずっと会いたくて仕方なかった。』
リョウガ「好きだ、」
『付き合う気は無いよ? 会えなくなるの嫌だしリョウガくんを1回傷つけたから、』
リョウガ「それでも俺はあなたが好きだ。」
『リョウガくんを傷つけたのに?』
リョウガ「うん。」
『また傷つけるかもしれないのに?』
リョウガ「俺と付き合ってください。」
『どうなっても知らないよ?それでもいいなら……』
リョウガ「あなたが傍に居てくれるだけで幸せだから、」
そう言ってハグをしてくる。 幸せだ。ごめんなさい。もう嘘はつかない。
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。