今日は部活の仮入部の日。
先生が休み時間中に仮入部届けを提出しろだって。
あなた『はああ、部活入んなきゃダメかやぁ……』
_あなたは、入る部活を決めていなかった。
すると影山が、_
影山「さすがに入らねぇとだろ。帰宅部もいるみたいだからいいかもだけど?」
すると幸村が走ってきて、
幸村「あなたさんは部活入るのキメてないんですか?」
と聞いてくる。
あなた『あ、まぁそうだね。』
幸村「じゃあマネとかしません?サッカー部の!」
嬉しそうに圧をかけて言ってくる。
さすがにあなたも圧に負けそうになるが
サッカーよりかはバレーの方が好きなのだ。
あなた『えぇ〜でもサッカーよりかはバレーの方が好きやからなあ…』
すると影山が反応する。
影山「!!!バレー好きなのか!!!??」
あなた『ん、あぁそうだよ?』
影山「俺バレー部だから!良かったら見に来い!」
あなた『ん、マジ?行くや。けど今日の仮入部はやめて、見学だけにするよ。』
影山「おう。」
すると幸村くんは黙り込む。
幸村「……」
あなた『あ、幸村くんごめんね。私男バレ見に行くや。』
幸村「……うん。」
_幸村はなんだか暗い顔をしている。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!