風呂から上がった
ドンダン
またあいつは踊っているのか、、
あいつ、ダンス部なのか?
あ、もしかして、、
噂になっていた、
ダンス部の部長がくそダンス上手い、って
あいつは部長なのか?
リビングに行った
やっぱり、そうだったか
いや、馬鹿すぎて何言ってるか わかんね
引くわ
まあ、こいつよりは遥かに天才だと思う
もう、することないし、、曲でも作るか
あ、言ってなかったっけ?
俺は曲を作ってる
中学生の時から音楽に興味があって、そっから作ってるんだ
俺の自慢は、楽器を弾けることだ!
でも、まだまだなんだ
ピアノとかドラムしか弾けねえし
高校卒業したら音楽関係の大学に行くんだ
あいつはダンスのとこに行くのか?
、、あいつの将来など俺には関係ないし
よし、かかるか
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。