第4話

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2020/05/27 13:18
そして次の日。


学校に行くと言うと、お母さんは驚いていたが喜んでいるように見えた。

「楽しんでらっしゃい」

お母さんはそう言ったけど、楽しめる筈が無い。
だってこれは復讐の為、人を殺す為に必要なことなんだから。


未瀬ミセ 四葉ヨツハ
いってきます
いってらっしゃい!


本当に嬉しそうだな、お母さん。


まぁ当たり前か、今まで不登校だった娘が自分から学校に行くと言い出したんだから。

そう思うと一気に罪悪感が込み上げてくる。

私は振り替えって、誰も居なくなったドアに向かって
未瀬ミセ 四葉ヨツハ
ごめんなさい

と一言呟いた。











未瀬ミセ 四葉ヨツハ
ここか
学校は思ったよりも小さかった。

これなら犯人探しも少しは簡単だろう。

でも少し困った........。
未瀬ミセ 四葉ヨツハ
私の教室、どこ?
先生
あれ、未瀬?
未瀬ミセ 四葉ヨツハ
えっと、そうです
先生
久しぶりだな~!教室は何処か分かるか?
未瀬ミセ 四葉ヨツハ
いえ、今分からなくて困っていたところです
先生
やっぱりそうか、ちょっと待ってろ
未瀬ミセ 四葉ヨツハ
分かりました
良かった、助かった。

先生は校門の前で挨拶をしていた委員会の人の中から、私と同い年くらいの子を連れ出してきた。

あの子は同じクラスの子?
先生
未瀬、同じクラスだから連れていってもらってくれ
未瀬ミセ 四葉ヨツハ
はい、ありがとうございます
??
えーっと、未瀬さんだっけ?
未瀬ミセ 四葉ヨツハ
そうです
蔵本クラモト 佐紀サキ
私は蔵本クラモト 佐紀サキ。よろしく
未瀬ミセ 四葉ヨツハ
よろしくお願いします
蔵本クラモト 佐紀サキ
じゃあついてきて
先生にお辞儀をして、私は蔵本さんについていった。

この子ではなさそうだけど、一応は聞いておこうかな。

あうりの事を知っているのか。
未瀬ミセ 四葉ヨツハ
あの、蔵本さん
蔵本クラモト 佐紀サキ
佐紀で良いよ、なに?
未瀬ミセ 四葉ヨツハ
あうりのこと、知ってる?同じクラスだった筈なんだけど
蔵本クラモト 佐紀サキ
........あうりって、咲羅あうり?
未瀬ミセ 四葉ヨツハ
うん
この反応、絶対に何か知ってる。

親友と言うよりも、家が近いと言っておいた方が楽だろう。
未瀬ミセ 四葉ヨツハ
家が近くて気になってたの
蔵本クラモト 佐紀サキ
へぇ~、先生に言わないって誓える?
未瀬ミセ 四葉ヨツハ
もちろん
ほら、絶対知ってる。

先生には言わないつもりだ、そっちの方がやりやすいから。

まぁ最後死ぬ時 には言わなきゃいけないけど。
蔵本クラモト 佐紀サキ
じゃあ教室に入ってから話すわ
未瀬ミセ 四葉ヨツハ
分かった
蔵本クラモト 佐紀サキ
言ってるうちについたけどね
蔵本クラモト 佐紀サキ
皆、注目!
ガラっとドアを開けて、大きな声で言う佐紀。

その声で一気に目線がこちらに向いた。


教室中がざわつき始める。


「あの子は誰?」

「あいつが新しい___?」

「いや、違うでしょ!」



気になる言葉はあったけど、今は気にしないでおこう。

今大切なのは、犯人探しだ。