第5話

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クラスメート
佐紀、その子誰?
蔵本クラモト 佐紀サキ
この子、学校に来てなかった子よ
蔵本クラモト 佐紀サキ
ほら、そこの席の子
佐紀は空いている席を指差して言った。

私席の前も空いてる、あそこがあうりの席かな。
未瀬ミセ 四葉ヨツハ
未瀬 四葉です
クラスメート
よろしく!
未瀬ミセ 四葉ヨツハ
よろしく
こいつらと仲良くする気なんて更々無い。

なんでこんな奴等と仲良くしなければならないのか、聞きたいくらいだ。

この中に、あうりを死に追い込んだ奴がいる。探さなきゃ。
未瀬ミセ 四葉ヨツハ
あの、
蔵本クラモト 佐紀サキ
この子さ、あうりの事聞きたいんだって
私が口を開こうとした時、先に佐紀が口を開いた。

私が今1番知りたいこと。
誰があうりを虐めたのか、皆はどこまで知っているのか。
今はそれを知ることが1番重要だ。


佐紀が言うと、一瞬で教室が重く暗い空気になった。
未瀬ミセ 四葉ヨツハ
(皆何か知ってるんだ)
クラスメート
あうり、か
クラスメートの1人が口を開きだす。
聞き逃さないように、耳を澄ました。

























クラスメート
すぐ死んじゃったよね
未瀬ミセ 四葉ヨツハ
え?
クラスメート
そうそう、もうちょっと大丈夫だと思ったのに
クラスメート
弱かったよな
蔵本クラモト 佐紀サキ
だよね~w
クラスメート
耐えれば良かったのに
クラスメート
せっかくの玩具だったのに
そっか、そういうことか。



こいつらが言っている事からすると、全員が知っているようだ。

私が教室に入って聞こえた「こいつが次の_?」
の聞こえなかった部分に当てはまるのは恐らく“玩具“。

あうりはこいつらの暇を潰すために、虐められていたんだ。






......許せない。

元から許すつもりなんて、全く無かった。

でも、もしもこのクラスで虐めに関わっていない人がいるのなら、見逃してもいいとは思っていた。


こうなったら、全員殺る。

このクラスにいる奴等は全員、地獄に落とす。

もし虐めに関わっていない人がいたらこう言おう。

恨むのならクラスメートを恨めってね。