第144話

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2022/06/12 12:34
ナムジュンside











ナムジュン
ナムジュン
ただいま帰りました〜







あなたちゃんの食が細くなるんじゃないか心配で







ユンギヒョン以外のメンバーで、





食べ物の買い出しに行ってきた。











普段のわちゃわちゃなんて





まるでなかった。当たり前だが。












ホソク
ホソク
ナムジュナ、あなたちゃんとユンギヒョン呼んでくる
ホソク
ホソク
もうご飯にしよう
テヒョン
テヒョン
僕いらないです
ソクジン
ソクジン
やぁ、なんのために買ってきたと思ってんだ
ソクジン
ソクジン
気持ちはわかるけどご飯抜きはだめだテヒョンア






他にもマンネラインはご飯を食べる気にならなかったらしい。





正直言えば自分も。















ユンギ
ユンギ
おかえり、ありがとな
ジミン
ジミン
いえ、別に…
(なまえ)
あなた
ご飯買ってきてくださったんですか、、ありがとうございます、、
(なまえ)
あなた
でも私は、
ユンギ
ユンギ
よし食べるとするか!
(なまえ)
あなた
え、?
(なまえ)
あなた
いや、あの
ユンギ
ユンギ
俺が作るから安心しろ、絶対美味い
(なまえ)
あなた
いや、でも、、

シュガヒョンが




あなたちゃんの言葉を遮った。






それも珍しく、



明るいはずんだ声で。





無理をしているなんて、他人がみても分かる。








シュガヒョンの頬には泣いた跡があるし、






目も赤く腫れている。










そうとう辛いはずなのに、なのに、、、










ナムジュン
ナムジュン
シュガヒョンには敵わないなぁ
ユンギ
ユンギ
当たり前だろ?お前は料理に手をだすなよ〜
 






 

さっきよりも柔らかくなったあなたちゃんの表情に







安心したのか、つられたのか、








メンバー達も続々と席に集まった。





ユンギ
ユンギ
お前ら残したら許さねぇぞ
ジミン
ジミン
分かってますよ
ジョングク
ジョングク
いただきます








いつもは聞こえない




食器のカチャカチャした音が、





リビングに響いた。














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