第127話

125
13,017
2021/08/15 10:54
あなたside













(なまえ)
あなた
ん、んん…














目を開けると、




ユンギ先輩とテヒョン先輩が







私の顔を覗いていた。









テヒョン
テヒョン
よ、よかった、生きてた
ユンギ
ユンギ
お前なんてこと言うんだよ
テヒョン
テヒョン
いやだって寝顔が綺麗だったから
(なまえ)
あなた
???











どうやらわたしは、練習室の隅っこで寝ていたらしい。








いや、寝ていたというか、気を失っていたというか、、、












(なまえ)
あなた
ナムジュン先輩は?
ユンギ
ユンギ
一緒に救急車に乗ってったよ
(なまえ)
あなた
そ、っか、、
ユンギ
ユンギ
あいつあのままだと体が持たないし、活動休止した方がいいんじゃないか?
(なまえ)
あなた
で、でも、、!
ユンギ
ユンギ
わかってる。会社が上手く働いてくれるとは思えねぇよなぁ









ふと時計に目をやるともう夜の九時。










テヒョン
テヒョン
とりあえずあなたちゃん送ってくよ
(なまえ)
あなた
い、いや!タクシーで帰りますよ!
ユンギ
ユンギ
無理無理
ユンギ
ユンギ
こんなか弱い女を1人で帰らせる男がいるか
(なまえ)
あなた
え、でも、申し訳ないです
テヒョン
テヒョン
よし、僕が運転する!
ユンギ
ユンギ
いや俺だって
テヒョン
テヒョン
なんでですかあぁあぁ
ユンギ
ユンギ
いくぞ
(なまえ)
あなた
は、はい、、笑











相も変わらず、息ぴったりなこの2人に笑わせられながら




家に帰った。




















久しぶりに笑えた日だった。










net

プリ小説オーディオドラマ