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第4話

大木の下で
???
ねえねえ!ここって願いが叶う場所なんだって!
『僕』は隣にいる友達に言う。
???
…興味ない…かな…
相変わらず寡黙だなぁ~
???
まぁまぁいいじゃん!ちょっとは立ち寄らせてよ~!
???
ね!
???
別にいいけど…荷物重いから早く…
友達はサークルで使うらしい重そうな弓を僕の見える位置に持ってきた。サークルで弓なんか使うのか?
???
はいはい、分かってるって~!





『俺』達は学校近くの大木の前に立つ。
天風 日向
ここ!ここだよ!噂の大木!
今日の日向はやけに生き生きとして見える。
三国 凌楽
ふーん…忘れ物なぁ…なんかあったか…
凌楽は試してみたかったようで、忘れ物がなかったか思い出そうとしている。
一錠 海斗
ん?誰だ?あれ
俺はそこにいた二人の人影を指差す。
天風 日向
この町じゃもう有名だからね。
日向は嬉しそうに言う
三国 凌楽
そーいや日向の兄ちゃんいつもここにいるのに今日はいねーな
凌楽は木の下を指差す
天風 日向
あれ?ちゃんとメールしたんだけどな…
日向は子供携帯をいじりだした


日向の兄は大学生で、一人っ子の俺や凌楽のことも可愛がってくれる。日向の親は忙しく、日向曰く「兄が親代わり」だそうだ。
一錠 海斗
(…忘れ物…か)
俺は唐突にその事を思い出した。
さっき教室でみたあの『人影』…見覚えがある。
あの名簿は…
???
『百……ら……俺……物…やるよ』
頭の中にぐるぐると渦巻くその言葉。
とても大事だった気がするのに完全に思い出せない。
忘れ物…先生…うわサ…タイぼく…
頭が狂いそうになる。
一錠 海斗
その噂って探し人とかでもいいのか?
ほぼなにも考えずに言っていた。
天風 日向
?…良いと思うよ?
突然の返しに困惑しつつ日向は返す
一錠 海斗
俺やってみても良い?
…もし可能性があるのならば
三国 凌楽
お!良いんじゃねぇの?
天風 日向
賛成!僕も叶うとこみたいしね!









???
終わった…?
友達は少し疲れた様子だった
???
んー忘れ物かぁー思い付かないんだよねー
僕は少し意地悪をする
???
5分も考えてたのか…
友達は呆れた様に言った
???
ごめんって!嘘だよぉもう決まってるからさ!
僕は慌てて返す。
最近、友達の『天風』に貰った砂時計。無くしたんだよね…カミングアウトするのも悪いし…この噂でワンチャン!みたいな?
???
『夜瀬』…人来た…早く。
友達が二回目の催促をする。
僕が後ろを振り返ると、近くに少年が一人と、少し後ろにもう二人いた。
???
おっ!君も願い事?
僕は一番近くにいた少年に話し掛ける。
一錠 海斗
えっあ…はい
少年は驚いた様子で答える。
小学五、六年…と言ったところだろうか。
???
じゃあお兄さんと一緒にお願いしよっか!
???
夜瀬…怖がってる。
???
あぁ、ごめんごめん!大丈夫?
一錠 海斗
俺は別に。大丈夫です。
???
じゃあ早速お願いしよっか!