第7話

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2021/03/07 15:24
モブ1 女
(こうなったら…悟君も殺して、
私の家で好き勝手させてもらおうかしら………)
ーーーーーーーー墓場
五条悟
コイツ、幼い頃から
ずっと一人だったんだよ。
一真
え?
五条悟
親も兄弟もいなかった。
五条悟
コイツにないものは、
家族だったんだ。
一真
そう…だったのか………
五条悟
あなたには幸せになって
もらいたかった………
五条悟
でもっ…………
五条悟
コイツの未来は、俺に
奪われたっ…
五条悟
俺がっ………奪ったんだ…………
一真
いや、違う………
五条悟
あの時、ちゃんと周りを見てたら…
こんなことには………ならなかった………の、か………
一真
お前自信を責める必要はない…
一真
コイツも、お前だけでも
護りたかったんだろう………
一真
お前を護ったのも、コイツの本心。
一真
コイツは、死んだことに
後悔はしてないんじゃないか?
五条悟
………………俺が護るべきなのに………
護られている………
一真
お前は、悪くない…悪いのは
押した奴だ


カチッカチッ、カチッ……


 
あなた
あの、少し
墓場を見に行っていいですか?
指導者 ビース
えぇ、いいですよ。
あなた
ありがとうございます。


___

あなた
___さ、悟…………
五条悟
ごめん……ごめん………あなた……
一真
悟………
あなた
(あの子は……悟の友達の……)
あなた
(何か、サインを………)


ビィュゥッ………


五条悟
っ…………………
一真
五条悟
あなた?…………
五条悟
風の衝撃で落ちたのか………





買ったばかりの花の花弁が……





ゆっくりと、舞ながら…





落ちていった…… 
あなた
(これでいいかな………)
あなた
(あっ……)



ギュッ…………




悟は、何にも悪くないよ。



自分を責める必要なんて…全くない…


  
もうすぐ悟を護れるようになるから。



それまでまってて。







______悟。







五条悟
!!?
一真
どうした?
五条悟
っ!い、今………あなたが……
五条悟
(温かい………俺を覆ってくれる、優しい温もり……)
五条悟
あなた………………(泣)
一真
あなたは、何かを伝えたかったんだな。
一真
お前はいい人を持ったと思うよ。
悟。
五条悟
あぁ………んじゃ、行くわ
またな!あなた!
あなた
バイバイ。






ビィュゥッ………




五条悟
あなた……

悟の髪は私の吹かせた風で髪が靡いていた。
              ナビ


その髪は光に照らされながら反射し



悟の髪は美しく輝きながら、私の墓場を去って行った。






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あなた
ただいま戻りました~
指導者 ビース
おかえりなさい。
指導者 ビース
では、続きをしますよ!
あなた
はい!


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