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第14話

天使子の苦労
天使子
天使子
アルさん、容態はどうですか?
アルゴット
アルゴット
…悪化している気がする
天使子
天使子
…なんとなく理由は分かりますが
大声でしゃべるハンナ、それを怒鳴る茉優、そしてそれをささやかにツッコミながら家之子をもくもくとこなすモモセ。
この状況で容態がよくなるような奇妙な人はあまりいないだろう。
…いるかもしれないけど。
ハンナ
ハンナ
やはり僕は素晴らしい!
そうだろう、レッドボーイ?
モモセ
モモセ
あーはいはい、そうだなー
霧崎 茉優
霧崎 茉優
こらハンナ!モモセは今洗い物してるのよ!?静かにしてなさい!
モモセ
モモセ
…らなば茉優にも静かにしてほしいところだがな
霧崎 茉優
霧崎 茉優
え?モモセ、何か言った?
ハンナ
ハンナ
いや別に
霧崎 茉優
霧崎 茉優
お前に聞いてねえよ
…はたして、この状況で病状が解決する人はいるのだろうか?
アルゴットは今、倒れていた期間に補えなかった栄養を補うれっきとした療養期間。
…まあ、この状況を療養と呼べるかは別として、だが。
天使子が影でため息をついていると、またもや盛大な怒鳴り声が聞こえてくる。
天使子
天使子
(ハンナさん、何回怒られれば気が済むんですか…)
そう!今日の議題は…
天使子ちゃんの苦労!(by作者)
モモセ
モモセ
あ、天使子さん
天使子
天使子
何でしょう、モモセさん
モモセ
モモセ
玉ねぎが足りねえんで買ってきてくれません?多分、あなたがとんだ方が早いので
天使子
天使子
でも、アルさんが
モモセ
モモセ
…こっちで何とかしておきますまあ、出きる範囲で、ですけどね
最後の言葉を無視して天使子は飛び立った。

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天使子
天使子
(モモセさんは…ものわかりがいいひとです)
常識があり物分かりもよく、人の気持ちをくめる人だ。
空気を読まずに見境なく発言する黒髪や何も分かっていないのにツッコむ小娘、無駄にイキってる王子気取り野郎たちとは違う。
玉ねぎを買いながら天使子は、天使育成学校時代の自分を思い出していた。
そうだ、あの時___
と干渉に浸ろうとしていたときに電話がかかって来た。
天使子
天使子
(誰よいいときに__って)
天使子
天使子
きょ、局長!?
転生管理局局長からの召集のメールに天使子は急いで飛び立った。

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ムーナ
ムーナ
こんにちわ
天使子
天使子
こ、こんにちわ。
ムーナ様
若くして転生管理局局長になられた実力主義者のお方__それがムーナ様。
ってか顔が美しい。
なんという顔の形で生まれてきたんだ。
それに、天使の証とされる羽も大きく美しい。
ムーナ
ムーナ
まあ、私前置きとか残業とかブラック企業とか大嫌いだから単刀直入に聞くけど
最後の二つは関係ない気がする。
ムーナ
ムーナ
あなた、新米天使なのに一番面倒な異世界転生サポート課に配属されたんでしょ?
天使子
天使子
は、はいまあ…
ムーナ
ムーナ
いやぁ、あそこ結構だるからねー
っていってもないと困るし、でもその割には時給普通だしー
…何でだろう、すごい的を得ている。
ムーナ
ムーナ
んでさ、もう一個聞きたいんだけど
あ、さっきの序章ね?
序章だったのか。
ムーナ
ムーナ
あなたのところにピンクの髪の『クーテ』っていう女の子行かなかった?
天使子
天使子
はい、来ましたが…
ムーナ
ムーナ
その子の行動をおってくれない?
出きれば迅速に
天使子
天使子
は、はあ…
でも、何でだろう…
そう思った天使子はムーナの顔を見ると深刻そうな顔をしてじっと見てきた。
また大変になりそうだ。
時給をもっと増やしていただきたい。
天使子はそう思ったが何も言わずに局長室を出ていった。