第12話
一方その頃…
茉優がモモセを説得(?)していた時…
多分、違う
その時、ひとつの電話がかかってきた。
※皆さんはこの言い方はやめましょう。
多分誤解を生みます。
ハンナの声を無視して天使子は電話を切る。
ハンナは電話をかけ直そうとするが、ここで二つほど問題が発生する。
ひとつは、天使子の番号を知らないこと。
そしてもうひとつは…
電話がめちゃくちゃ古く、使い方がわからない、ということだ。
家にあるのは固定電話だけで、しかもそれは黒くてダイヤルをぐるぐる回す『ザ・昭和』なレトロタイプ。
もともとが人間出身じゃないハンナにとっては謎多き代物だった。
心底驚いた、というようにハンナは後ろに行く。
ハンナ、それは気づけ。
アルゴット、それは違うだろう。
(ハンナ以外)誰もがそう思ったとき
ハンナ、事の重大さを理解しろ。
どうでもいいからあしらいましょう。
このときハンナは、ようやく事の重大さを理解した。
玄関でごちゃごちゃやっているクーテさんのもとに駆け寄るハンナ。
次の瞬間、悪夢(?)は始まった。
クーテさん、正しい。
クーテさん、正しい。(本日二回目)
と、アルゴットが思っていると
ここで天使子参戦。
天使子は窓から部屋にはいるとアルのもとに駆け寄った(別に、そういう意味ではない)
と、アルゴットが思った瞬間
アルゴットの体に激痛が走った。
タンスに、激痛?というツッコミをアルゴットが自身に問いかける間もなく
アルゴットの意識はなくなった。
と、天使子は呟いたが
ハンナの声でかきけされた。