あなたの首元に、わざとらしく咲かされた花。
赤い鬱血痕は、誰がどう見ても“所有”の証だと分かる。
なのに抵抗しないってことは、...期待してもいいんだよな?
「ひゃ...っ.....ん...侑斗.....ダメ...」
その痕に唇を這わせ、舌でじっくり愛撫する。
俺の肩を押してくる両手を絡め取り、ソファに縫い付ければ、ほら...もう抵抗出来ない。
「何がダメ?ココはこんなに期待してんのに...」
浮いたカップをずらすと、固くなった乳首がすぐに姿を現す。
淡いピンク色のそこは、何だかもの欲しげにしている。
「やらしーな、あなたは」
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。