髪を乾かしてたら、ふうまからラインがきた。
さっきのことさ、、、どう処理する?
ドライヤーを置き、電話をした。
わかりやすく、こころが跳ねた。
教室に戻ると、もう誰も居なかった。
鞄を持って、玄関に降りていった。
股が痛い。
幸せの痛み。
あたしの相手はふうまだった。
ふうまは、ほかの誰にも、あんなこと、してなかった
あ。
でも、あたしは、、、中島くんとも、、、シタ
前回の中島くんとの行為は、、、もうセックスだ。
止められないほどの欲求に駆られた。
思い出しただけで、全身にあの興奮が走る。
なんか、、、変なの!
でも、あまり気にせず、玄関のふうまに走りりだした、、、
と、手を引っ張られ私は、渡り廊下側に引き込まれた。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。