第77話

渡り廊下へ
4,353
2021/08/04 12:28
髪を乾かしてたら、ふうまからラインがきた。














さっきのことさ、、、どう処理する?













ドライヤーを置き、電話をした。











あなた
なに?意味がわかんないけど、、、?
ふうま
ふうま
さっきの事ってさ、誰にも言っちゃいけないわけじゃん?
あなた
うん
ふうま
ふうま
んで。どーすんかなって。
あなた
ん?そこ、わかんないな、、、
ふうま
ふうま
明らかに、、俺たち距離がおかしくなってるから。すべてバレるぞ?
ふうま
ふうま
オレは、あの続きがしたいし
あなた
え、、、
ふうま
ふうま
忘れる?
あなた
うん、、、そうだね
ふうま
ふうま
わかった、あれはあくまで、プロジェクトの相手、、、か。
あなた
うん、、、
あなた
でも、、、忘れたくない
ふうま
ふうま
ふふ、、、早く出てこいよ
ふうま
ふうま
一緒に帰ろう
あなた
うん
ふうま
ふうま
生徒玄関にいる
あなた
うん、待ってて












わかりやすく、こころが跳ねた。













教室に戻ると、もう誰も居なかった。











鞄を持って、玄関に降りていった。




















股が痛い。



幸せの痛み。












あたしの相手はふうまだった。



ふうまは、ほかの誰にも、あんなこと、してなかった














あ。













でも、あたしは、、、中島くんとも、、、シタ












前回の中島くんとの行為は、、、もうセックスだ。



止められないほどの欲求に駆られた。










思い出しただけで、全身にあの興奮が走る。


















かなこ
あなた?!
あなた
かなこ?どーしたのぉ?
かなこ
いや、、、今帰り?
あなた
うん、もう帰る
かなこ
またね












なんか、、、変なの!










でも、あまり気にせず、玄関のふうまに走りりだした、、、



























×××××
待って!
と、手を引っ張られ私は、渡り廊下側に引き込まれた。










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