呼ぶ度に愛おしくなる
いけない、菊池の恋人だと言い聞かせても
、、、頭ではわかってるけど
、、、心は納得しない
ネクタイ外すの、、、片手だったな。
いつも菊池の、外してきたから?
菊池とはどんな恋愛してきたの?
そんな風なら、こんなに苦しんでないって。
なにもかもから解放されて欲しいと思った。
そして、その横にオレが居たいと思った。
あなたのネクタイを外した。
ワイシャツのボタンを外して驚いた。
そこには、見た事のあるネックレス。
一緒に選んだんだよ、、、あなたに渡すプレゼント。
あなたの胸に掛かってると、、、思わなかった。
オレは、それ見てると辛いよ。
あなた、、、なにかしらの間違いでいいから、、、
僕のものになってくれないかな?
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!