あ、、、あたし、どうなってる?
電話だ、、、テヒョンかな?
もしもし?
何時かな、、、
え、、、だれ?
あなた?
あ?ふうま?
どう?
え?なに?
え?聞いてる?
あ、うん、、、
ちょっと変な感じがした。
頭の傷、大丈夫か?って言ってんの!
あ、、うん、、、傷?
怪我!テヒョンさん、変わって?
会話になってないよね、、、?
テヒョン?
待って?まだ、戻ってないな、、、
え?12時になるよ?
うん、もうちょっとかな
テヒョンさん、何してる人?
ホスト?じゃなくて、、、キャバクラ
は?キャバ嬢って、女の子だよ?
それくらいわかってるよ!キャバクラの外で働いてる
店終わってからになるのか、、、
なんか、、、時々、声が遠くに聞こえる、、
ふうま、どこにいるの?
オレの部屋
家?
そう。あなたは?
テヒョンのうち。
え?用事なんだっけ?あ、テヒョンと話したかった
あなたの頭の怪我の具合を知りたかったの
テヒョンさん、帰ってきたら、何時でもいいから電話して
わかった?
うん、ここにそう書いておくね
それを忘れないでよ?
大丈夫、これは必ず見ることになってる
伝言板?
うん、、、あたしの背丈くらいの大きい黒板があるの
楽しそうだな
シャワー浴びてくる
やめとけよ
なんで?やだよ、学校のままだもん、、、
シャワー室寄らずに帰ったの?
うん、、、どーやって帰ってきたかな、思い出せない
まぁいいや、じゃあね
電話を切って、シャワー浴びておこうと思った。
今夜は覚悟しておけよって言われてたから。
ふうまの唾液や、精液付いてたら、悪いと思って、、、
あれ?ふうまとセックス、したんだっけ?
時計をみたら、12時半すぎてる。
ガタン
ひとりでバスルームに立った。
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。