第664話

コーヒーの香り
520
2022/09/17 13:42
ふうま
ふうま
とりあえず、、、明日決めよう













と言われて、私はりおが寝ていたベッドに戻され、、、
















ふうま
ふうま
大丈夫、親父にも話しておいたから






















何の話?!




















あなた
りおのこと?
ふうま
ふうま
うん、大丈夫
あなた
あたしは、、、?
ふうま
ふうま
だから、どーすんのか?って聞いてんの












中学の頃、熱を出すと部屋まで来てくれて、、、



ベッドの淵に腰掛けて今日の話をしてくれてたみたいに、

















背中を向けたまま、わたしに話す。
















ふうま
ふうま
好きで一緒になったんだろ?あの人と。
あなた
、、、、
ふうま
ふうま
学校も行かせてくれるって聞いてたからさ、、、
あなた
、、、、うん
ふうま
ふうま
オレもテヒョンさんも時間が経ち過ぎて、知らない間にあなたを卒業してた
ふうま
ふうま
仕方ないよね
ふうま
ふうま
お前はお前で幸せになりなよ
ふうま
ふうま
あなたなりの方法で。な?
























寝たふりをするしかなかった。





それができるなら、そうしたかった、、、





























それが、ふうまのやさしさなんだな。


わたしの自立を促すというか、、、私自身の結論を待ってくれる










なのに、、、りおのことは、結論が早いよ。

































次の朝は、コーヒーの香りで目が覚めた。










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