~引き続き恵side~
怖がってる。震えてる。泣いてる。
久々にこんなに苛立った。
でも冷静にならないとな。
とりあえず写真を撮り証拠を抑えた。
ガラッ🚪
俺が入ると一斉にこっちを見た。
ッッッ。
感情を抑えろっっ、
冷静になれっ、
少しでも力を抜けば、この男達を。。
それはダメだ。
すると狗巻先輩たちも来た。
あなたの下の名前が俺の名前を呼んだ。
泣きながら、座り込んで俺を見て。
あぁ。殴りそう。。あの男達を。
俺は優しく。抱きしめた。
背中に腕を回してきてシャツを強く握締めるあなたの下の名前。
そして、さらに泣き始める。
ッッッッ。。許せねぇ。
すると1人が
「いつもあなたの下の名前ちゃんで遊んでるくせにっっっ!」
あ"ぁ??
こいつはあなたの下の名前の何を知ってんだよ
ボソッと言ってるのが聞こえた。
俺は我慢の限界だ。
かと言って俺がなんかしたらこいつら(男ども)は
生きてるかわっかんねぇ。
だから。
こいつらの胸ぐらを掴んで
それだけ言って、
あとは狗巻先輩達に任せた。
一応、五条先生にも言っておいた方がいいよな。
"あの時の事"も知ってるし
話しておいて損は無い...はず。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。