第112話

棘...!
10,415
2021/04/08 05:17






私が帳を下ろした範囲は体育館を囲うやつのみ。






外にはもう1つの帳。








門の前で部員を守ってる






棘。












血を吹き出して、壁に打ち付けられたかのようにもたれてる。





えげつない血の量。











今にも倒れそうにフラフラと立ち上がる。













バタッ。




宮 侑
宮 侑
いっ、狗巻、、!?
角名倫太郎
角名倫太郎
棘、?
北信介
北信介
じっとしとけって言われてもっ、、
これは見過ごせんわ。!
あなた
お前ら動くなっ!!!!!




「「「!!!???」」」




あなた
そこでじっとしてろ!!!
あなた
治も、みんなと固まってて。
宮 治
宮 治
...おう。(い、狗巻大丈夫なんかよ、、、血やばいぞ、、)



︎︎
あなた
棘!!
狗巻棘
狗巻棘
た"か"な"門にいた...ごめん


門にいた...呪霊...



というか、これやばすぎだろ。


どんな呪言をっっ。


血が....












最悪......死...



あなた
次は、私がやるよっ。
あなた
棘は薬飲んで少し良くなったら戻っといで。
それまでみんなの近くにいてくれる。?
狗巻棘
狗巻棘
コク。
あなた
みんな、棘が良くなるまでここにいるから。
絶対なにもしないで。あと、動かないで


それだけ言って呪霊の方に向かった。



この中で見えるのは誰??


治は見えるらしいけど。



じゃあそれ以外は??




いや、、死に際とか特殊な場では見えることがある。




つーことは、部員ほぼ見えてる可能性ある。






この呪霊は特級手前。




まぁ1級には変わりない。





私が倒せなかったら、




私は1級呪術師じゃない!!





あなた
クソ野郎。
呪霊
ヘヘッ
あなた
え、なに、、?
何笑ってんだ!?
クソ野郎って言われて嬉しい!?
ただのヤバいやつだろ...w

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