ぺけたんside
俺は今チョコを作っている。
そう相手はメンバーである!
もちろんマサイにもあげるけど普段一緒にいるメンバーにも作らないといけないからね。
今年はカップケーキです!
普段お菓子作りをしないから上手くできてるか心配だ…雫さんにいろいろ教えてもらったから大丈夫だよね……
モトキside
久しぶりにクッキー焼いてみたけど上手く出来て良かった…
今年はぺけもマサイにあげるみたいだし…
何作ってんのかな
俺はクッキーをそれぞれラッピングし、準備をしてシルクの家に向かった。
マサイside
今日は全員集合だ。すでにほとんどのメンバーが来ており後はぺけとモトキだけである。
そして数分後2人が来た。
そう言ってモトキとぺけは椅子に座る。
モトキはメンバーにクッキーを配る。
モトキが照れている。
そう言ってぺけはメンバーに配る。
ぺけが渡したのはチョコのカップケーキだ
そう言ってモトキはメンバー分のお茶を入れる。
喜んでいるぺけを見て俺はカップケーキを食べる。しかし、俺のカップケーキはみんなとは違った。
ぺけはいつも以上に顔を赤くしてお茶を飲んでいる。本当に可愛い!写真に収めたい!
その後はザカオを起こすのに1時間もかかった。今日は最高のバレンタインだ…お返し何にしょうかな
ダーマside
ザカオを起こして動画を撮り終えた後、俺はモトキと一緒に家に帰る。
俺はそう言ってモトキの手を取り、モトキの家へ向かった。家に着くとリビングに上がり、モトキが何かを持って来た。
顔を赤くしながらそう言うモトキ…
渡されたのは小さな箱…開けると中には生チョコが入っていた。
そして、その日はモトキと一緒に過ごしたのだった…
としみつside
[サイエンスバー]
俺は今、蘭さんとドクターの教えの元、りょうにあげるお菓子を作っている。
ドクターにそう言われるとは……
俺は出来上がったお菓子をラッピングして外に出る。
「何が大丈夫だって?」
振り向くとそこにはりょうがいた。
りょうは俺の腕を掴んでりょうの家まで連れて来た。
家に着くとりょうは俺を壁ドンをする。
りょうが低い声でそう言う
俺は先程作ってたものを前に出す
りょうはラッピングを開け中を見た
俺の言葉を遮るようにりょうは俺を抱きしめキスをした
その後俺達はマカロンを食べながらコーヒーを飲んたのだった。りょうは美味しいって言ってくれた。来年はもっと上手く作れるようにしないとな!
ヴィクターside
俺は仕事が終わり家に帰ってきたところである。
ウィル「(≧ω≦)」
ウィルは機嫌が良さそうだ
まさか…こんなに幸せな事になるなんて昔は思わなかったな…
俺は夕飯を食べ、風呂に入り、ゆっくりしていた。ウィルはもう眠りに着いていた。
俺はチョコレートケーキを一口口に入れる。
相変わらず雫は料理が上手い……
とても懐かしい…
やっとできた幸せな居場所…
父さん、母さん…俺、守るべき人が出来た…
絶対に家族を守る…
父さんたちの分まで幸せになるからな3人で……
俺は心の中でそう誓った……
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。