第9話

LOVE♡NINE
3,748
2020/06/18 07:54
あれから1ヶ月、私は結局、だいたい毎晩童磨と会うようになった。
















初めは会わないようにしていたけど、会いたいと思ってしまう自分がいた。














前まで抱いていたはずの嫌悪感を抱くことはなかった。





















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夜。私は毎晩童磨と初めて出会った場所に行く。









童磨
童磨
やああなたちゃん、いい夜だねぇ


彼は毎晩、必ずそう言う。

私
えぇ、いい夜ね。


最近はこう返す。

童磨
童磨
今日はどうだった?
私
今日はね、任務なかったから鬼殺隊の先輩と甘味処行ったよ。
私
童磨は?
童磨
童磨
僕はねぇ、猗窩座殿に首吹っ飛ばされたよw
童磨
童磨
面白いよねえ


こうやってお互い今日の事を話す。

これが私たちの日課。





















私がずっと欲しかったのは、こういう恒常的なもの。


















彼といる時は、明日があるのかを怖く思うとこなんてない。


























明日も当たり前に2人で笑っていると思えるから。


























……To be continued

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