第37話

のんびり36
11,775
2021/03/13 05:29
五条悟
あ''っ!チッ






最後の攻撃だったのに

少し掠って、






止めよと思ったけど手が届かなくて呪霊が

あなたと華愛の方に向かってしまった。









でも大丈夫。

あなたがしとめてくれる。




















パンッッ











瞬間、目の前で水が弾けた。









と、同時に

呪霊が爆ぜて細かい肉片が周りに飛び散ってる。









五条悟
(誰の……術式だ…?)






華愛の術式は花系。

あなたの術式は猫系。











水の術式?誰の?










栗本華愛
栗本華愛
っ、あなたちゃん…!!






華愛があなたの肩を揺すっている。







急いでそっちに駆けつけた。






五条悟
おい、どうし……、ツッ!?






あなたの目を見て驚いた。

目に光がなく、虚ろな目をして無表情。







人形のような。








栗本華愛
栗本華愛
あなたちゃんがっ……、
あなたちゃんが自分・・で、
鱗を飲んで…そしたら、こんな事に…!!
五条悟
鱗……?





あなたが持っていたはずの鱗がない。

自分で食べた?













「鱗を全部食べたらどうなんの?」


『それは……どうだろう。』








『アオを頼むね。
 五条悟』











鱗を全部食べたらどうなるのか、

ずっと気になってた。












それが……これ?











あなたは、知ってたのか?











五条悟
おい!あなた!!
何ぼーっとしてんだよ!なんか言え!!
どっか打ったか??
どうなってんだよ!!
(なまえ)
あなた
……





呼びかけても反応しない。







声も発さない。

ずっと座って、無表情で、虚ろな目で……










五条悟
なんで人形みたいになってんだよ…!!







まるで人形。






置物と変わらない。

手も、なんか冷たい。








あなたは結構体温が高かったのに

そこら辺のコンクリと変わらねぇくらい冷たくなってる。









五条悟
……硝子…
栗本華愛
栗本華愛
…え、?
五条悟
硝子なら戻せるかもしれねぇ……
俺、行ってくる。
直ぐに補助監督が来るだろうから
ここ居てくれ、華愛
五条悟
俺はコイツを連れて行ってくる







動かないあなたを抱き抱えて、

高専へと急いだ。









______NEXT。