第42話

のんびり41
12,054
2021/03/13 11:50




ガンっとドアを開けると、

白い着物を着たあなたが居た。






手足と首が太い縄で繋がれていて、

それでも無表情のあなたを見て少し泣きそうになる。












見える部分には所々、鱗が着いていた。







五条悟
っ…、
助けてやるからな








あなたの頬に手を添えてそう言う。









五条悟
(____________集中しろ)








呪力をぶつける。





全部ぶつける。









あなたを殺さないように、

天水分神之の方にだけ…____________


















(なまえ)
あなた
ご、じょ…さと……る










,

五条悟
!!あなたッ、






片目だけ、片目だけだが、

元に戻ってるあなたに駆け寄る。







右目は光があるが、左目はそのままだ。








(なまえ)
あなた
さと、る…
五条悟
!!











「フルネーム長くね?名前で呼べよ」


『無理、フルネームの方が慣れた』











初めて名前を呼んでくれる日が、こんな日なんてな。












五条悟
大丈夫だからな。
安心しろ、俺が助けてやるから。
傑も硝子も、外で協力してくれてるから





だからしっかりしろ









そう言って笑うと、









(なまえ)
あなた
やめ、て…辞めて…






「う''っ、お''え…」と嘔吐きながら、あなたがそう言う。







五条悟
は?何言ってんだよ、
(なまえ)
あなた
ダメ……だ、め…





パッとあなたが顔を上げる。







(なまえ)
あなた
そんな事…したら、
さ、とるの…術式が…じゅ、りょくが…








ハッとする。









五条悟
なんで、分かったんだよ
(なまえ)
あなた
あたま、いい…から…私……








「え、へへ…」とぎこち無く笑う。








(なまえ)
あなた
い、いから…わたし…
悟の、…じゅつしき、好き、だから
う''…っ、無くなっ、て…ほしくない……
やめてっ…







大丈夫だから、と笑う。








…んなわけ……っ。









(なまえ)
あなた






グイッとあなたを引っ張って、抱きしめた。









______NEXT。