第40話

のんびり39
12,182
2021/03/13 05:42
夏油傑
夏油傑
さっきから、
あなたの事思ってるのか、
思って無いのか
そんな発言ばかりだよね
夏油傑
夏油傑
そんなに自分が大事かい?






傑が疑うようにしてそう聞く。







栗本華愛
栗本華愛
ち、違うよ!!
私は…そんなつもりなくて、ただ、
みんなの為に…!!








明らかに動揺しているように見える







俺も思っていた事を言おうと思った。







五条悟
まずさ、あなたが自分から
鱗食べたってホント?
栗本華愛
栗本華愛
え…、さ、悟…?









震えるような声でそう言われる。






幼馴染を疑うのは胸が痛い。

けど、そんな事より、








あなたが死ぬのを待つしかないみたいな言い方した華愛に

すごく怒っている。










五条悟
あなたさ、
こうなる事知ってたらしいんだよね
五条悟
鱗を食べながら、
ずっとそのことを俺らに言わなかったのは
知られたくない理由があったからだと思うわけ
五条悟
鱗を全部食べたら、こうなる事を分かってて
わざとあの場で食べる?
人形みたいになるのが
俺とお前にバレるのは目に見えてるくない?





正論は嫌いだけど

正論しか出てこない。








五条悟
それに、
あの場では鱗を食べること優先じゃなくて
怪我していた華愛の処置優先でしょ?
五条悟
食べるなんてありえない
栗本華愛
栗本華愛
け、けど本当に…!!!
私、目の前で見たんだよ…?
それに、私が無理やり、
あなたちゃんに鱗を食べさせるなんてそんな事…!!








,



家入硝子
家入硝子
……無理やり食べさせたの?なんて、
言ってなくない?








硝子がゴミを見るような目でそういう。










ハッとしたような顔をする華愛。








栗本華愛
栗本華愛
ち、違う!!
私は、
夏油傑
夏油傑
もういいよ。
行こう、聞くだけ無駄だ
家入硝子
家入硝子
夏油にさんせー。
このクズが







硝子と傑がドアの方に向かう。



俺もついて行こうとした時、服を引っ張られた。








栗本華愛
栗本華愛
待って!!
悟っ。信じて、私は…!!
私はそんなこと、
五条悟
触んな。





パシっと華愛の手を振り払った。






鱗を食べさせたってことは、

あなたに向けての悪意があったこと。





そして、こうなる事を知っていた。









だって、こうなるなんて知らなかったら

食べせようなんて思わないじゃん?











……ほんと、最悪。









______NEXT。