蓮「さっそくこの屋敷を案内したいなぁ…歩けそう?」
『うん!大丈夫!』
蓮「ほんと?じゃあ行こっか」ニコニコ
『…うん!』ニコッ
不安だけど、なんだか蓮くんの笑顔見てると少し安心しちゃうな
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蓮「〜…で!ここがキッチン!これくらいかな〜」
約1時間かけてまわった
『広すぎ…笑』
蓮「えへへへ〜」ニコニコ
いや別に褒めてないのですが??
蓮「ご飯は奨くんが作ってくれるし、純喜がいるから警備も安心だし、自由に過ごしていいよ」
純喜…そういえばさっきもなんか言ってたな
『そういえば純喜…さんって……?』
蓮「あっ!紹介するの忘れてた!笑
ちょっと着いてきて〜」
コンコン
ガチャッ
部屋の中には頭に包帯を巻いている人がベットに寝ていた
蓮「純喜〜もう大丈夫そ〜?」
純「おー蓮くん!もう大丈夫ー!……あっ……えっと……」
こちらを不思議そう?な目で見ている
蓮「奨くんから聞いたかな?この子、森で倒れてて記憶がちょっとないみたいでね、この御屋敷に住むことになったの!」
『あなたです…!よろしくお願いします』
純「……よろしく!!純喜って言います!この屋敷の警護してます!何かあったら何でも言ってなーー!」
わあすごく声がでかい
『ありがとうございます!笑…
ところで…頭…どうされたんですか?』
蓮「純喜ったら階段で転んだんだよ!大変だったんだから〜」
純「っそうなんすよ〜笑つまずいちゃって笑」
『そっか…早く治るといいですね』
純「…ありがとう」ニコッ
蓮「そういえば奨くんどこいっちゃった?」
純「夕飯作りに行きましたよ!そろそろ時間ですし食べに行きましょ!!」
そういえばお腹がペッコペコだ…
グ〜〜〜
『!!!』
蓮「お腹空いたよね?食べに行こ!」
『うん///』
お腹の音聴かれちゃった…
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!