第7話

7*
411
2020/09/21 08:01

『ふぅ…………』



1人にはあまりにも広すぎるお風呂に浸かってたら少しのぼせてしまった…





『ぼーっとする……』





お部屋に戻って横になろ……












あれ


私の部屋





どこだっけ?









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はい。




さっそく迷子になりました。






歩いているうちに頭はスッキリしてきたけど…



片っ端からお部屋を開けてみてるけどほとんど空き部屋で一向に私のお部屋にはたどり着けてません。











『 お部屋こんなに要らないでしょ…』ブツブツ


そう言いながら1番奥の部屋を開けた


ガチャッ



















蓮「あれ?あなたちゃん?どうした??」








『!…蓮くん〜…迷子になっちゃった…』


蓮「あはは!…そうよねあなたちゃんの部屋ちょっと行きづらい場所かもね〜






じゃあ、一緒に行こ?」


そう言って手を差し出してくれた








『うんっ』ギュッ




蓮くんの手は少しひんやりしていて気持ちよかった














そして私の鼓動は少しだけ速まっていた





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蓮「はい!ここだよ〜」


『ありがとう!今度こそ覚えた…‪笑』



蓮「分からなくなったらまたいつでも言ってね!」


『そうするね笑 おやすみ…!』






蓮「おやすみ……」










また蓮くんが見つめてくる






『……?』




けどその表情はさっきまでとは違っていて






微笑んでいるその目はどこか








儚かった

















スッ

蓮くんの手が私の頬に触れた
























『…………蓮…くん……?』









蓮「…!ごめんごめん笑 じゃあ、早く寝なね〜」





















それからベットに横になっても



私の鼓動があまりにも速く動くからすぐには寝れなかった
























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