あなたside.
某日、ダンスの練習中にて。
やばい、いつもミスらない所でミスしちゃった、、
『っ、ごめん、、』
樹「大丈夫、もっかいやろ。」
『うん、、』
さっきからお腹痛かったけど頭も痛くなって来た、、薬飲めてないもんな、、
1回ミスるとどーしても出来なくなってしまう。みんな心配してくれてるけど、、やばい。怒ってる方1名。
北斗「、、、」
慎太郎「あなただいじょーぶ?」
『うん、ごめんね、、、』
北斗「...あなたさ、今日やる気ある?」
『え、あるに決まってるじゃん、』
北斗「じゃあなんでそんな間違えんの?」
『っ、、』
大我「ちょっ、北斗やめときなって、!!」
樹「そーだよ、誰にだって調子悪い時あるじゃん、」
北斗「だって、、この曲新曲じゃないんだよ?LIVE近いから追い込まなきゃ行けないのにさ、」
『.....は何も知らないくせに、(ボソッ)』
北斗「何?」
『ごめん、頭冷やしてくる、』
バタン.
樹「ちょ、おい!!」
大我「あーあー。」
慎太郎「これは北斗やっちゃったなぁ、、」
樹「やっぱみんな気づいてるよな、笑」
北斗「...は?どーゆーことだよ、」
大我「だって朝来た時お腹おさえてたし、」
ジェシー「え、俺普通に体調悪いと思ってた笑」
樹「まぁ間違ってはないけどね笑」
慎太郎「てか俺あなたのいつ来るかーみたいなの大体わかるし、」
北斗「まじか、、、」
樹「謝りたい?笑」
北斗「おう。」
大我「あなたなら多分その辺の廊下にいるんじゃない?」
慎太郎「早く行ってきな?笑」
北斗「...おう、ありがと。」
バタン.
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。