ヴヴヴヴヴヴ
バイブレーションの音でおきて、クラにバレないようにこっそりキッチンに向かう。
現在時刻、AM.5:30
稲積あなた、人生最高級の早起き。
今日はクラの数少ない登校日。
通信制とはいっても年に何回かは登校しなきゃないわけで、今日がその日。
でも、タイの学校は遠いから、今日から3日間私達から離れることになる。
と、いうことで。
今日は特別に04lineが学校組にお弁当を作ってやろうということですよ!
ナムジャ3人もいつも購買だからたまにはいいかなってね。
昨日の帰りに4人にバレないように材料買いに行くのまじで大変だった笑
4人のために、美味しいお弁当をつくるのだ!
と、誓ったのはいいんだけど、
やっと4人分作り終わった頃には、私の手が絆創膏で埋め尽くされてましたとさ。←
いやぁ、料理出来ないんだよね( •̀ω•́ )✧(殴
時計を見ると6:20
1番早起きのソジュンが起きるのが6:30
さっきと同じようにこっそり、クラを起こさないようにドアを開けて、ベッドに入る。
寝たふりをする。
いや、二度寝をする←
カンカンカンカン
ガバッ
くそっコイツわかってやがる。←
ということで二度寝しているところをソジュンに叩き起され、リビングに向かう。
そしていつも通り静かな朝食タイムを終え、
学校組は準備を始める。
そして4人がリュックに荷物を入れ終わり、着替えに行ったのを見届けて、シフと手分けして弁当をリュックにこっそり入れる。
学校についてまたはバスの中でリュックを開けたらそこには愛情たっぷりのお弁当!!
まあなんて素晴らしいのかしら私達←
~ソジュンside~
今日の朝はいつもより早く目が覚めた。
でも、どうせみんな遅く起きてくるから、二度寝しようと思ってふと隣の二段ベッドを見たら、下に寝てるはずのシフヒョンがいなかった。
めずらしく早起きしてランニングにでも行ったのかと思って(ゴリラだし←)、特に気にとめなかった。
そして家を出る時、あなたヌナがいつにも増してニコニコしていた。
いつも朝はボーっとしてるヌナだから、ちょっと不思議に思った。
でも、可愛かったからそこまで気にとめなかった。(←!?)
そして学校についてリュックを開けたら出てきたお弁当箱。
なるほど。
そゆことね。
クラのことも考えて2人で作ってくれたんだ。
2年生がいる下の階からきたミンシュエン。
やっぱね。
今日、クラは電車の中とかで食べると思うけどナムジャ3人は
午前授業なんだよな…
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結局高校組2人は、みんな帰っていく教室中2人だけ残ってお弁当を食べてましたとさ。
ちゃんちゃん←
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!