第3話

❄3
243
2020/06/13 12:41


席に着いたらすぐに深澤くんが話しかけてきた。

深澤辰哉
よろしくね、あなたちゃん? (   ニコ


相変わらずのイケメンスマイルに
不覚にも心臓が跳ねる。


あなた

よ、よろしくお願いします、深澤くん



負けじと微笑んでみるも、ひきつる。


どんだけ愛想ないんだろ私。


深澤辰哉
ねえカタい、辰哉って呼んでよ!笑



笑いながらそんなこと言うけど、

むり。


直視すら出来てないのに。
あなた

…頑張ってみる!笑


精一杯笑って言う。
深澤辰哉
何それ〜笑


対して深澤くん、
なんてことなさそうに笑ってる。


ぅ、眩しい。
深澤辰哉
ねえところでさ
あなた

うん?

深澤辰哉
あなたちゃん彼氏いるの??


ねえ、突然そんなこと聞くから、


飲んでたお茶こぼしかけたじゃん。



あなた

なに急にっ、いるわけ!

深澤辰哉
ははは、そっか


ははは、じゃないよ。()
深澤辰哉
ならさ、


何か言いかけて留まる深澤くん。


あなた

ん?

深澤辰哉
俺の彼女になれば??

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