第11話

お礼。
_____カンタside




公演が終わり歩いて向かった先はあなたさんと初めて話した屋上。やっぱり来なかった…この前と同じ所に座り夕焼けを1人見ていた。


_____(キー。)



どうして彼女がこの場所を分かったのか、僕には分からなかった。

私
あ、あの!
カンタ
カンタ
!!!!
私
これ、、、
手元に出したのは今日のチケット。返しに来てくれたんだ…とありがたさと、寂しさが重なる。


しかし、よく見ると
カンタ
カンタ
え。これ…
私
笑顔にしてくれて……ありがとう☺️
彼女はニコッと笑った。手元に出したチケットには入場した『済』の印鑑が押されていた。
カンタ
カンタ
来てくれたんだ…!
(あなたは)こくっと頷く。
私
でもごめんなさい!
私
本当はねバイトと被ってて行けないって分かってたの。だから今回は行けないってカンタさんに言おうと思ってたのに。ハッキリ言えなくてごめんなさい。
カンタ
カンタ
謝ることじゃないよ!俺が勝手に誘っただけだから(焦)
でも来てくれたの分かって嬉しかった。。
私
せっかくチケットも前の方の席くれたのに、ギリギリだったから立ち見になっちゃって…
カンタ
カンタ
あ、そうだったんだ
だから、あの時のいなかったんだ。でも俺は嬉しくて今にも叫びたいほど喜びが止まらなかった。
カンタ
カンタ
(よし、頑張れ俺!今だ…!)あの!
カンタ
カンタ
今度、一緒に……ご飯。行きませんか?
私
もちろん☺️私でよければ!
カンタ
カンタ
よっしゃ〜!!!
私
今日はもうお休みですか?
カンタ
カンタ
あ、もう編集も終わったので!
私
あの、もし良かったら。お礼させてください!
カンタ
カンタ
え、え、あっと……その、は、はい!!!💦
私
ありがとうございます!!
___そして、あるお店に着く。
カンタ
カンタ
(ちょっと待てよ。俺、何してんだ…あのあなたさんと一緒にいるじゃん…っ!)
私
大丈夫ですか?
カンタ
カンタ
大丈夫…(な訳ないでしょ//!!)大丈夫です!…
向かいあわせの席に彼女がいる。何これ、夢?いや、夢ではない。やばい……どきどきする。
私
はい、どーぞ
あなたさんがおすすめで頼んでくれたのは、『チョコが入ったココア』
カンタ
カンタ
あ!チョコだ!!!😆
カンタ
カンタ
僕チョコめっっちゃ好きなんですよ!
私
私もです、、ほんとに美味しいので!!
1口飲んだ時、美味しすぎて……笑

あなたさんは俺の顔を見ていた。まるで子犬を見つめるような優しい目で。
私
カンタさんチョコ好きですもんね(笑)
カンタ
カンタ
なんで知ってるんですか?、、、あっ!!!
私
そりゃー、分かりますよ(笑)
なんで彼女が俺の好物を知ってるかすぐに分かった。だって毎日買ってんだもん。ちょっと恥ずかしいけど嬉しかった。



カンタ
カンタ
もう、『さん』ずけやめましょ
私
えー?(笑)
私
………カンタ?
唾を飲む。ダメだって、いきなりは…反則じゃん///
カンタ
カンタ
は〜〜ぁーーーー!
私
なになになに(笑)
カンタ
カンタ
あなた……
私
よし!よろしくね^^*
_____トミーside。


大学の後輩と公演の後打ち上げに行く話になってた。カンタは……まあ来ない(笑)

とあるカフェを通りかかると、見たことある……
トミー
トミー
え、あれって……あなたさんとカンタ?……
2人で楽しそうに会話していた。まさかカンタが好きになった人ってあなたさん……なのか?…。
とりあえず。これは俺だけの秘密にしておこ。でもモヤモヤする。



同じ人を好きになった。さあどうする俺。


















つづく。