相澤先生とマイク先生が僕のほうを見る
僕は目を伏せて話す
あなたが警察に捜査協力を依頼された日…
僕は黒霧のいる部屋に入り、椅子に座る
今、黒霧は眠っている
起きていると個性を使おうとするかららしい
だから、僕が抹消の個性を作って個性を消す
その間に黒霧と話をする
相澤先生とマイク先生に…
原作…アニメで見たから知っている
このことを知って、朧兄の執着を呼び起こそうとしたこと
…すごい、みててつらかった
心からの叫びを、聞いた気がする
そんな思いさせないためにも、僕が情報を聞き出さないと!
僕が個性を使う
そして、黒霧をおこした
…さて、ここからどうしようか
そう思っていると、黒霧が口を開く
僕は静かに話し出す
黒霧は黙って聞いている
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原作で相澤先生が言っていたことを伝える
黒霧のモヤが少し揺れる
僕はヒーロー活動をしているときにいつもつけているゴーグルを出す
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僕は勢いよく椅子から立ち上がる
そして、黒霧にゴーグルを見せる
黒霧はモヤを大きく揺らす
モヤが大きく動く
大きくモヤが動いている…と、
さっきまでの動揺がウソみたいに黒霧は落ち着いた
モヤァ
さっきよりもモヤが激しく動いた
モヤが少しとれ、少しだけ顔が見えた
その顔は…朧兄のものだった
モヤが部屋中に広がる
すると、プツンと糸が切れたかのように黒霧は意識を失った
朧兄、僕、頑張るよ
朧兄の分までしっかりとヒーローやる
だから…見ててね
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!