前の話
一覧へ
次の話

第19話

改 心
1,793
2019/03/01 08:44













いくつもの 夜が更けて






気づいたら 流星と別れて





3週間も経っていた .













もう 私の 隣には 望が いる 。





望と もう3週間も 共に夜を過ごしたんだ











あれからというもの 、





毎日のように 望と






真っ白な ベッドの上で





愛を確かめあった 。









「のぉっ ……っあ ……ぁあ」




『なにぃっ ……あなたっ ……あぁ!』














「望 先にイッたから お仕置きやぁ 」




『なんでやねん、もぉっ…!』


……………………………………




毎日のように聞こえる ベッドの軋む音と



何度も買い換えた シーツ 。


いつ聞いても 愛おしい 望の甘い声 .



首筋に 肩に 胸に お腹に 足に

満開に 咲いた 紅い華 .

……………………………………






「これからっ …もっ……」



『なにぃっ…… !』



眉間にしわを寄せて 苦しそうな声を出す 望



「一緒にぃっ、あぁっ、いて……っあ」



すると 突然 動くのをやめて



『ずっと 一緒におるに 決まっとるやん…?』




なんて かっこよく 言って


強く抱きしめられて 、


望の胸に 顔を ぐーっと押し付ける .



「この 匂い 好き…」


『やめて、笑笑 くすぐったい 笑笑』




少し 汗ばんだ 望の 髪の毛を 退けて



自ら 望の 唇を奪った .




息苦しいくらいの 長い 接吻に



ちょっとだけ 望の顔が 歪んで、




余計に 愛おしくなってしまう .





『あなたからなんて、珍し…笑笑』


「どんな反応するかな~って思って」



『びっくりしたわ 笑笑』



でもな? って 突然 笑うのをやめて、



私の 頬にそっと触れてくる .




『そういうの、、、、嬉しい』




そう言って 今度は 望に 奪われて 、



どんどん 深くなって、



頭が おかしくなりそうになる .








口内に 望の 舌が 侵入してきて 、


第2ラウンド 開始を 告げた .

プリ小説オーディオドラマ