第15話

驚 愕
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2019/02/20 08:08








ノゾム に 電話して …













焦って 彼 に 電話をかける 流星








『 も 、 もしもし !? 』




[ あなた? ん? 誰や ]








『 細かいことはええから !

早く うちに来て欲しいねん ! 』




[ うちって? ]






『 あなたの 家 !!

早く !!!』





[ あんた 誰や 。]






『 藤井 !! 藤井や !!』






[ えぇっ !? ]







電話口は 相当 バタバタしてるみたいだ 。





ガサガサと 袋の音やら なんやらが



電話線 を 通して 伝わってくる 。










[ 今すぐ行く 。 せやから 待ってて。]






そう言って 電話を切った 彼 。










流星 は 何か 変な顔をしていた 。





『 なぁ? この人、 名前は ?』





「 話してて わかんなかった ?」







『 聞き覚えのある 声やねん せやから…』






「 わかってるくせに 」





冷徹に 言葉という 槍で 突き飛ばす








流星は 困った顔で



私の 手の中の カッターナイフ を



無理くり とって ゴミ箱に 捨てた。









「 何すんのよ !! 」





『 そんなことして 何になんねん 。』



「 何度も言ってるでしょ!?

罪滅ぼし!!!

流星、裏切られた身なのにどうしてそんなに普通な顔してられるわけ?」



『 いくら裏切られたって死なれるよりはずっとマシやもん、そんなん当たり前のことやろ













何しようったって、俺はあなたが好きやねん』








そう言って



私に近づいてきて


私の唇を 深く奪う 流星



「 ……っ 、」




何度も 唇を 離しては 近づけ 重ねる.








何分かして インターホンが鳴った

辛く 心にのしかかってくる

インターホンの 鳴り響く音




早く 唇を離して欲しいのに



頭を 後ろから がっつり 抑えられて



背けられない 甘い 唇




すると 顔を離し 、




『 開けてくる』


とだけ言い残して 玄関に消えて行った流星




びっくりするだろうなぁ〜?


浮気相手が 幼馴染だなんて、w


あ、よくある話かw

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